進化を遂げる駅――10年後に切符はあるだろうか。
未来を創造することに挑戦する会社。

企業インタビュー 株式会社JR西日本テクシア

 

ICOCA関連機器や自動改札機、ホーム柵、エレベータなど…
ニーズの掘起から開発、設計施工、メンテナンスまでトータルにサポートし、
駅の未来を創りだします。

 

企業インタビュー目次
1.株式会社JR西日本テクシアはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社JR西日本テクシアはこんな会社!

事業内容説明写真 株式会社JR西日本テクシア

 

貴社の事業内容を教えて下さい

当社はこれまでJR西日本エリアの駅を中心とした設備保守管理や大阪駅の大規模改良工事プロジェクトなどの施工管理を担ってきました。最近ではICOCA関連のシステムやホーム柵など先端技術を活用した設備の開発、設計施工を数多く手がけ、鉄道をご利用される全てのお客様の快適性や安全性向上の為に重要な役割を果たしています。
私たちは変化し続けるお客様の期待に応えるため、様々な技術を柔軟に取り入れながら、より安全で快適な“未来駅”を創造していきます。

貴社だからこそある制度を教えて下さい

・資格取得補助制度:必要な資格に関する費用は会社が全額負担。
・育児短時間勤務制度:子供が小学校3年生終了時まで適用。
他にも福利厚生面充実しています。離職率はここ何年も1%未満!

貴社の製品開発の歴史や苦労を教えて下さい

・多くの駅にあるエレベータですが、検討し始めた頃は狭いホームに設置できる製品がありませんでした。私たちはメーカーと協力して駅舎用エレベータを開発・製作し、今ではJR西日本管内のほか一部の他鉄道会社でも活躍しています。
・JR西日本の高槻駅等では扉の位置や数が異なる車両が停車するので、開口幅をどう確保するかの検討から始めました。そこで昇降式のロープ柵となりましたが、鉛直方向にポストを伸縮させる機構の採用は当社が初めてで、ロープ素材やモーター選定、必要な安全装置の検討等の課題は多岐にわたりましたが、今では安定稼働しています。

入社後のキャリアモデルを教えて下さい

キャリアステップは様々ですが、入社後数年は設備のメンテナンスや駅の新設・改良工事の現場管理等、最も現場に近い場所で経験を積み、多くの知識・技術を学ぶことになります。
その後は、新たな設備の開発や新工法の検討など未来を考えるフィールドで活躍し、最終的には経営幹部としてテクシアを背負ってくれる人材となることを大いに期待しています。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい

鉄道各社でホーム柵が開き始めるタイミングは違いますが、テクシア製は列車が止まると同時に開き始めます。これはセンサーで列車が停止したことを精密に計測し、自動で機械に開指令を発しているからです。
高槻駅等では車両数が異なる列車が停止するので、センサーで編成を検知し車両がある場所だけ柵を開ける技術を導入しています。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : Y.N
  • 所 属 部 署  : ICシステム本部
  • 入社年度(西暦) : 2012年度
  • 出身 学部 学科 : 自然科学研究科 機械システム工学専攻

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私の所属しているICシステム本部では、駅に設置されている改札機や券売機等の駅務機器と呼ばれる機器の開発や保守をメインとした仕事を行っています。その中で私が担当しているのが山陽新幹線で使用されている新幹線用の改札機です。
私は学生時代に機械システム工学を専攻しており、その際学んだ機械工学、電気・電子工学、情報工学やCADの操作などの基本的な工学系知識は開発・保守業務に活かされています。
また、研究室では人間の歩行を支援する福祉機器の研究・開発を行っていました。業務での開発分野とは異なりますが、開発時の考え方や課題への対応力などは、研究室での経験が現在の業務に役立っています。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

就職活動時に私の軸としていたものは“人の役に立つ・より生活しやすい環境を作る仕事”でした。
JR西日本テクシアは駅という様々な年代のお客様が利用される空間を機械設備によって快適にしていくという業務内容だったため、機械系を専攻していた自分の就職活動の軸と見事に合致しました。この会社で未来の快適な駅を機械から創造したいという思いから、入社を決意しました。

ユニバ運営事務局

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