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企業インタビュー 芦森工業株式会社

 

自動車安全部品や地下インフラ、防災など様々な分野で事業を展開4つのコア技術を
駆使したものづくりで、世界に通じるExcellent Companyへ

 

企業インタビュー目次
1.芦森工業株式会社はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

芦森工業株式会社はこんな会社!

従業員集合写真写真 芦森工業株式会社

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

芦森工業は、明治11年の創業以来140年以上の歴史を持つメーカーです。強みとする繊維加工技術を活かし、
時代のニーズに合わせて多種多様な製品を世に送り出してきました。自動車用シートベルトやエアバッグ、消防用ホースなどの人々の生命を守る製品。さらには、上下水道やガス管といった都市のライフラインを守るシステムなど、
繊維産業のイメージを超えた分野でも活躍しています。世界中の人々の「安全・安心・快適」な暮らしを育むために、新しい発想や果敢な挑戦を積み重ねながら、ニッチな分野のトップを目指しています。

貴社の中長期経営目標を教えて下さい

当社の売上高は年々伸びており、2018年度の売上高は600億円超となりました。さらに、中期経営計画では2021年度
までに売上高700億円達成を目標としています。品質の追求はもちろんのこと、生産性向上による製造コストの削減に
取り組んでいきます。

貴社の代表的な製品を教えて下さい

主力製品のひとつである自動車用シートベルトは、事故発生時に乗員の生命を守る為の重要な装置です。
そのため安全・信頼性が求められるのはもちろんですが、内装品としてのデザイン性や装着時の快適性も
兼ね備えた製品を目指して設計開発を行っています。

機電系学生が身近に感じる製品や開発のはなしを教えて下さい

「織る・組む」「巻き取る・固定する」「樹脂加工」「膨らませる」この4つのコア技術を複合・システム化することによって、幅広い製品の開発製造を可能にしています。
例)織る・組む+膨らませる=エアバッグ、織る・組む+樹脂加工=消防用ホース など

貴社の社風を教えて下さい

当社に勤める社員の多くが、「人の良さ」を長所として挙げています。真面目で堅実、穏やかな性格の人が多く、
協力して仕事を進める社風です。そのフレンドリーな雰囲気もあってか、上司部下間や他部署との垣根を感じにくい
ほか、自分の意見を言いやすいのも良い点だと思います。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックを教えて下さい

当社は、シートベルトのJIS規格が制定された翌年には、シートベルトメーカーとして日本初のJIS表示の認証を
受けました。それ以来、「快適性」と「安全性」の両立を目指した研究開発のため、世界最大級の油圧式衝突試験機を用いることにより、精度の高いシミュレーションや高度なデータ処理を実現しています。

事業内容説明写真 芦森工業株式会社

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : H・H
  • 所 属 部 署  : 自動車安全部品エアバッグ技術部
  • 入社年度(西暦) : 2015年
  • 出身 学部 学科 : 理工学部 機械工学科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私は、自動車安全部品エアバッグ技術部に所属しており、自動車のステアリング(ハンドル)や助手席エアバッグの設計をしています。仕事では、主に材料力学の知識を使います。部品を設計する際に、材料強度/形状による強度確認を行い、安全率を考慮した設計をするために必要になります。まだまだ勉強不足な点も多いですが、熱心に教えてくれる上司や先輩がいるので、うまくいかないときは相談して問題を解決するようにしています。自分が設計したサンプルの試験を行い、結果がうまく出ないときにはプレッシャーを感じることもありましたが、それを乗り越えて初めて設計した製品を量産できた時には、非常に達成感がありました。私の仕事での一番の魅力は、人の命を守る製品を作れるということです。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

やりがいを感じられる仕事をしたいと思い、就職活動をしていました。芦森工業を選んだ理由は、「人の命を守る部品」を作っているからです。学生時代にカンボジアでボランティア活動をした経験があり、その時感じた「人の役に立つ仕事をしたい。」という思いを大切にできるこの仕事に就きました。

ユニバ運営事務局

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