『独創主義。』

企業インタビュー 三菱ガス化学株式会社

 

「エネルギー」「情報・通信」「モビリティ」「医・食」「インフラ」といった分野での、社会的課題の解決にフォーカスし、『社会と分かち合える価値の創造』を推進してまいります。

企業インタビュー目次
1.三菱ガス化学株式会社はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

三菱ガス化学株式会社はこんな会社!

事業内容説明写真 三菱ガス化学株式会社

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

私たち三菱ガス化学(MGC)は、天然ガス資源を自社保有し、製品の90%以上を自社開発技術によって展開する、特長ある“化学メーカー”です。
この自社技術をベースに現在では、世界的なメタノールサプライヤー、半導体のプラスチックパッケージを創った積層板メーカー、アジアを代表するエンジニアリングプラスチックスメーカー、世界の電子産業を支える電子工業薬品メーカー…と様々な顔を持ち、化学にもとづく幅広い価値の創造を通じて、社会の発展と調和に貢献しています。

貴社の主な取引先を教えて下さい

自動車メーカー、電機・半導体メーカー、製紙メーカー、食品・飲料メーカー、医薬品メーカー、電力会社…等、各事業分野で幅広い産業と繋がり、その発展や技術革新を支えています。
海外売上高比率は2016年度で約53%に達し、グローバルに事業展開しています。

機電系学生が身近に感じる製品や開発のお話を教えて下さい

MGCの独創的な製品を量産する巨大な化学プラントは、あらゆる「機械」とエネルギー源である「電気」で動きますが、このプラントを設計し立ち上げるのが、まさに機電系出身社員を中心とする「プラントエンジニア」です。
オーナーとして様々な協力会社を動かし、設計→建設→試運転に至る全工程に携わる、奥の深いダイナミックな仕事が待っています。
国内の主要拠点のみならず、海外での生産拠点新設・改造プロジェクトでも、多くのプラントエンジニアが現地でプロジェクトを指揮し、MGCの事業の競争力を高めています。

入社後のキャリアモデルを教えて下さい

入社当初は主に、各工場の工務課での設備保全・設計、製造課での生産効率化、各研究所・工場内研究部門での製品・プロセス開発に携わります。
その後、海外のプラント新設・改造支援や、他工場・製造部門、技術営業等へのジョブローテーションを通じて多角的な知見を磨くことで、「ゼネラリスト」として幅広い領域で活躍していきます。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックはありますか?

お菓子やおつまみ等で見かける「食べられません」の小袋、これも実は、MGCが世界に先駆けて開発した脱酸素剤『エージレス®』。 酸素を吸収し、鮮度や品質を長期間保つ仕組みで、食品流通の拡大やライフスタイルの変化を支えてきました。
発売から40年を迎えた現在では、医薬品・電子部品・美術品用等にも広がり、600種類以上のラインナップを展開しています。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : Y.M
  • 所 属 部 署  : 鹿島工場工務部工務課
  • 入社年度(西暦) : 2013年
  • 出身 学部 学科 : 機械工学研究科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私はMGCに入社してから、鹿島工場の工務部工務課という部署に所属しています。工務課はプラント内の保全業務や機器の設計などを担う部署であり、その中で機械関係の業務を担当しています。
学生時代は金属疲労やガスケットの研究を行っていました。実務においても学業を通して学んだ一般教養、機械の基礎的な知識は非常に役立っています。特にプラントは高経年化しており、補修すべき箇所が多々あります。その中で技術的根拠に基づいて優先順位を決め、保全業務を行っていく必要があるのですが、技術的根拠の礎は学生時代に学んだ知識です。
また、最近ではプロジェクト業務に携わる機会も増え、法律や建築関係についても勉強中です。このように分野を限定しない広範囲な知識も要求されますが、安全に工事が完工した時の喜びは何事にも代えられません 。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

私が数ある化学会社の中からMGCを選んだ理由は、「独創主義」という言葉に表れているように、常に新しい事に挑戦していく姿勢に共感したからです。
製品の90%を自社技術によって生み出してきたという経験からMGCには多くの技術の蓄積があります。その技術を学び製品を作る事で産業や経済の発展を促進し、人々の生活を豊かにしたい思い、志望しました。

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