企業インタビュー
見えないところで「人の暮らし」と「産業の発展」を支える、大きなモノづくり。
水道・電気・通信・道路などの「ライフライン」と、自動車・化学・金属・食品・エネルギー業界の「機械・プラント」に関わる製品と技術を提供しています。
株式会社栗本鐵工所はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
当社は、明治42年の創業以来、快適で安心して暮らせる社会の実現のために、社会インフラ整備や産業設備の拡充、そしてその商品ライフサイクルを通した継続的なサービスをお客様に提供してきました。
社会のあらゆる営みを支えるインフラを、より優れたやり方で構築すること。
幅広い業界におけるモノづくりを支える製品・サービスをお届けすること。
こうした事業を通じて、ライフラインの提供と確保、安心・安全の実現、お客様の最終製品の品質向上など、幅広い価値の創出に取り組みながら、社会へ貢献していきます。
貴社のお客様を教えて下さい
水道局などの全国自治体・官公庁から、自動車・製鉄・化学・食品・建設といった業界の民間企業まで、多岐にわたります。
貴社だからこそある仕組みがあれば教えて下さい
当社では、新入社員一人ひとりに専属の先輩社員を任命し、職場の人間関係や生活環境の変化への対応、業務の習熟などをサポートしています。
一人前になった後も、各種社内研修・教育支援制度を通じて、各従業員の働き方や期待される役割に応じてキャリアアップをはかり、能力開発をサポートしています。
機電系学生が身近に感じる製品や開発のお話を教えて下さい
当社が手がける産業設備は、言わば「モノづくりのための機械」です。
お客様は世界中のメーカーで、大きなモノは一台重さが700t、金額にして数億円にものぼるスケールです。
さらに、見た目は同じような形でも、実は性能が各々異なるオーダーメイド。当社の技術者は、お客様と向き合い「半歩先のニーズ」を汲み取った設計で、オンリーワンの製品を世の中に送り出しています。
そのほか学生に伝えたいことはありますか?
当社の生産拠点は、関西に集中しています。案件によっては全国各地・海外に出向くことも多くありますが、関西に生活基盤を置いて働きたい人にはぴったりの会社です。
機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい
軽量で高強度な先進材料として注目を集めている炭素繊維強化樹脂「CFRP」。当社が開発を進めているCFRP成形システムは、成形時間を大幅に短縮し、中間基材を必要とせずコスト削減が実現できます。現在、自動車関連メーカー向けに、CFRP部品の試作提案を本格的に開始している段階です。
機電系出身先輩社員インタビュー
- 氏 名 : M.F
- 所 属 部 署 : 機械システム事業部
- 入社年度(西暦) : 2016年
- 出身 学部 学科 : 理工学域 機械工学類
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
大学では、機械工学を専攻していました。現在は機械設計を行っており、4力(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)はもちろんのこと、大学時代の勉強を通して身につけた「物事をよく考察する力」が、今の仕事に非常に役に立っています。
また、研究生活を通して自発的に新しいことを学び応用していく経験も今の自分を支えています。日々新しいことの連続ですので、よりスムーズに仕事が進められるよう、また、お客様に喜んで頂けるように、毎日トライ&エラーを繰り返しながら仕事に邁進しています。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
一番目の理由は、オーダーメイドで製品造りをしていることです。幼い頃から、カスタムする物(ミニ四駆など)がすごく好きで、仕事をするなら機械設計(オーダーメイド)がしたいと考えていました。幸いなことに現在その職につくことができました。
二番目の理由は、若手のうちから仕事をどんどん任せてもらえる社風に惹かれました。まだ二年目ですが、既に5台の機械の設計担当を任せてもらえました。非常にやりがいがある仕事だと思います。
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