AGC株式会社
企業インタビュー
高度な技術力と少数精鋭主義でグローバルに事業展開し、独自の素材とソリューションで人々の想いの先、夢の実現に挑んでいます。
建築用ガラス、自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス、電子部材、クロールアルカリ・ウレタン、フッ素系機能化学品、ライフサイエンス、セラミックス などの製造・販売
AGC株式会社(旧:旭硝子)はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
AGCは数多くのトップクラスシェアの製品を有する総合素材メーカーです。例えば東京スカイツリー®。実はガラスだけでなく、弊社の塗料用フッ素樹脂も使われています。100年を超える歴史で培われた「高度な技術力」、世界30ヵ国以上に展開する「国際性」、若いうちから活躍できる「少数精鋭主義」で勝負する、世界のリーディングカンパニーです。
貴社だからこそある制度があれば教えて下さい
AGCでは若手の有志団体があり、社内外の人材交流や有識者との対談を企画するなど、若手が自由に様々な情報を発信し活発に活動しています。
また自らキャリアを考え作っていくチャレンジキャリア制度等があります。福利厚生面では旅行やレジャーなどに年間最大12万円使えるカフェテリアプランや独身寮等の施設を備えています。
仕事と子育てを両立できる制度も整っており、産休・育休後の職場復帰率はほぼ100%です。
機電系学生が身近に感じる製品や開発のお話を教えて下さい
毎日飲む水道水の殺菌剤、パンやお菓子に使われるベーキングパウダー、雨の日に役立つ防水スプレー、新幹線の窓やスマートフォンなどなど、実は皆さんの生活にAGC製品は潜んでいます。あまりにも当たり前のものですが、快適な生活にはなくてはならないもの、AGCはそんな快適な毎日を皆さんに提供しています。
これらの製品を生産するために欠かせないのがプラントエンジニアなどの機電系出身の技術者です。いくら良い製品が開発できてもこれらを生産する設備がないとお客様に価値を提供できません。
高度な設備と製品の知識を持つプラントエンジニアがAGCのものづくりを支えています。
貴社の社風を教えて下さい
AGCは少数精鋭主義をうたっています。これは少数の社員で大きな仕事に取り組んでいき、その中で精鋭に育っていく主義だとご理解ください。そのため、若いうちからどんどん責任のある仕事にチャレンジできますし、特にプラントエンジニアは各生産設備の設計・開発、保守・管理のみならず、海外工場の立ち上げなどにも携わっていきます。
機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい
AGCが日本で初めて板ガラスの生産を目指して会社を設立してから昨年で110年になりました。そして今年の7月、社名を旭硝子株式会社からAGC株式会社に変更しました。110周年のAGCはガラス、電子、化学、セラミックスの技術を融合・発展させ、皆さんの生活を快適にする新たな製品を生み出し続けます。
機電系出身先輩社員インタビュー①
- 氏 名 : N.M
- 所 属 部 署 : 生産技術センター(現:生産技術部)
- 入社年度(西暦) : 2011年
- 出身 学部 学科 : 工学部 電気電子工学科
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
私は、AGCに入社した2011年から現在まで、生産技術センターという部門に所属しています。生産技術センターとは、研究開発部門で生まれた新商品を、実際の製品として新しい市場に送り出すための生産プロセスを確立する重要な役割を担う部門です。この生産技術センターで、ガラスの加工プロセスを開発しています。
私は、学生時代に磁性薄膜の研究を行っていました。サンプルを作って評価するだけでなく、実験装置の立ち上げや改造なども自分で考えて進めてきました。学生時代に勉強した電気、物理、力学といった専門的な知識はもちろん役に立っていますが、一番役に立っているのは、考えるプロセスです。実際の業務は、計画→実験→課題抽出→計画→…となっており、学生時代の研究を通して身に付けた考え方が基礎となっています。このような考え方に加えて、コストや納期、特許といったビジネスの視点も意識しながら、開発業務に取り組んでいます。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
学生時代から材料系の研究をしていたため、材料系のメーカーに興味を持っていました。数ある材料の中で、ガラスという材料に興味をもち、AGCを選びました。ガラスは身近にありながらも、素材から製法まで未知の部分が多く、魅力的な素材だと感じました。
またAGCは、一人一人が幅広い業務に関わる事が出来ると聞き、いろいろやってみたいという私の希望に合っていたため志望しました。
機電系出身先輩社員インタビュー②
- 氏 名 : H.K
- 所 属 部 署 : 化学品カンパニー 技術統括本部 設備技術部
- 入社年度(西暦) : 2011年4月
- 出身 学部 学科 : 理工学研究科 機械工学専攻
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
私は、2011年に化学品カンパニーのプラントエンジニアとして入社して以来、化学プラントの新設・増産に伴う設計、建設、改造の施行管理から機器更新、保全、廃棄の計画・実施まで多岐に亘る仕事を担当しています。プラントの生まれから、解体・廃棄の終わりまで一貫して携わっています。個々人の担当業務範囲は幅広く、大きな裁量権が与えられます。その分、責任は重いですが、大きなやりがいを感じています。
実際の業務では、大学で学んだ機電系の専門知識(電気、物理、力学)が役立つこともありますが、何より重要なのは“知識習得の取り組み方”です。機電系出身者でも、他分野の化学工学や法律などの知識も必要とされます。更には参考書や論文にも無い知識が必要になる場面もあります。受身ではなく、自分で知識を習得していく力が役立っています。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
私は、機械(モノ)だけでなく、マンパワーや予算をマネジメントしたい、多くの人と関わりたい、海外で活躍したい、この3つの軸で会社を探しました。
その中で、AGCはこの軸を満たしている上に、専業エンジニアリング会社にはないモノ作りにも関われ、AGCで活躍している社員に魅力を感じて気が付けば入社していました。現在8年目で、期待以上に幅広い業務に携われています。
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