食のインフラカンパニーとして、社会を支える力を生み出す

企業インタビュー 日清製粉グループ

 

日清製粉グループは、製粉から始まった粉体技術をコアとして、食品、バイオ、メッシュクロス、プラントエンジニアリングなどの事業を展開する総合食品メーカーです。

 

企業インタビュー目次
1.日清製粉グループはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

日清製粉グループ

事業内容説明写真 日清製粉グループ

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

日清製粉グループと聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか。小麦粉?それともマ・マーのスパゲティ?
小麦粉から始まって、2017年で117年。「食」はもちろん、既存の概念を覆す挑戦を続けているのが、私たち日清製粉グループです。
『プラントエンジニアリング』『ナノ分野の最先端材料』など、長い歴史で培った世界レベル『粉体技術』を活かし、多彩な事業展開を行っています。社会を支える「食のインフラカンパニー」としての責任とともに、新たな技術の研究・開発に取り組む日清製粉グループ。活躍の場は国内のみならず、世界に広がっています。

貴社の代表的なサービス・製品を教えて下さい

パン、うどん、ラーメンなど、様々な食品の原材料となる小麦粉。現在日本国内で生産する小麦粉の約40%を私たちが提供しています。また、スパゲティ、パスタソース、お好み焼粉など様々な食品カテゴリーでナンバーワン商品があります。

小麦粉市場に革命をもたらした「日清 クッキングフラワー®」

実は、小麦粉は課題が多い商品でした。粉が舞ったり、ダマになってしまったり、戸棚の奥にしまいこんで賞味期限を過ぎてしまったり。これらの課題を解決して「いつでも手軽に使える」を実現したのが「日清 クッキングフラワー®」です。前例のないボトル製作や顆粒タイプの小麦粉開発、新規ラインの立ち上げなど、技術者の試行錯誤と熱い想いがこの商品を世の中に送り出しました。

入社後のキャリアモデルの一例を教えて下さい

各事業会社での設備管理・生産管理等の業務はもちろん、ローテーションの一環で、持株会社である日清製粉グループ本社に出向して、グループ横断的な技術研究や技術開発の業務に配属されることもあります。様々な業務を経験することで、新しい発見があったり、自身の能力を最大限に発揮できる場所が明確になったり、幅広い視点を持った技術系社員としてキャリアを積んでいくことができます。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい

「粉体技術」とは文字通り粉を扱う技術のこと。小麦の製粉からスタートしたこの技術は、110年を超える日清製粉の歴史において数多くの実績を挙げており、その水準は今や世界最高レベルです。食品はもちろん、化粧品や医薬品等の製造プラントからナノ領域の加工機器、電子産業の原料まで、様々な分野で実績があります。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : M.D
  • 所 属 部 署  : 加工食品事業部 第一部 生産グループ
  • 入社年度(西暦) : 2008年
  • 出身 学部 学科 : 工学部 電気電子システム工学科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

電気というと、自動車や電機機器などを連想される方も多いと思います。
しかし、業種に関係なく、モノを生産するには必ず設備が必要であり、その設備を動かすためには電気が不可欠ですから、電気の知識を持った人が必要になります。
食品会社でも、新工場の立ち上げや新設備の導入、また生産の場面でも、電気回路や電子回路、デジタル回路などの知識があることにより、外部業者の方とスムーズにやりとりができました。
また、工場での特別高圧需要設備の保守点検時には、その時にしか見ることのできない作業に立会うことができ、非常に貴重な経験ができました。
食品業界は、電気系出身者が少ないからこそ、一人一人が電気の知識を活かして活躍することが出来ます。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

「食」は人が生活するうえで必要不可欠であり、人と密接な関係にあることから食品業界への就職を目指しました。その中でも多くの食品の基となる小麦粉を扱っており、さらに常温・冷凍・チルドの全温度帯をカバーするバリエーション豊かな食品を扱っているこの会社に興味を持ち、入社を決めました。

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