株式会社Mizkan J plus Holdings(ミツカン)
企業インタビュー
「やがて、いのちに変わるもの。」
よりよい商品を作り出し、お客様にお届けする。
これを実現できるのは、現場の一人ひとりです。
食酢・ぽん酢など、様々なカテゴリーのトップシェアメーカーとして、お客様に常に「安全・安心」な商品をお届けし続けています。
また、食酢醸造で培った微生物の発酵醸造技術を活かし、差別化された新しい納豆の製造・販売も行っています。
株式会社Mizkanはこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
㈱Mizkanは、日本+アジアにおける「ものづくり」を担っている会社です。食酢をはじめ「味ぽん」「追いがつおつゆ」などの調味料や、「金のつぶ」などの納豆を扱っており、「安全・安心」、「健康」、「おいしさ」という価値を、食を通じて提供しています。
210余年、大切にしてきた想いは、「買う身になって まごここめて よい品を」、「脚下照顧に基づく現状否認の実行」という2つの原点。この原点に基づいて、ヒット商品をつくり、日本の食文化に新風を吹き込んできました。
これからも新しい食文化の創造に向けた変革と挑戦を続けていきます。
貴社の代表的サービス製品は何ですか?
食酢や「味ぽん」に関しては、売上トップシェアを誇っています。それ以外にも、調味料では「追いがつおつゆ」「ごましゃぶ」「おむすび山」など、納豆では金のつぶシリーズ「パキッ!とたれ」など、数多くのヒット商品があります。
貴社の製品開発の歴史や苦労を教えて下さい
生産部門は、商品を安定供給することが大きな役割です。そのため、業務中に見えてきた改善点や気づきをきっかけに、今までにない仕組みや機能をつくりだすことで、現場・会社・お客様に貢献してきました。
ミツカン社員の気づき・改善の積み重ねが、お客様の信頼と実績につながっています。
貴社の社風を教えて下さい
自発的に成長したいと思い行動すれば、周りも会社も全力で支援してくれるため、若手でも積極的にチャレンジできます。また、仕事だけでなくクラブ活動などもあり、社員の交流の場も多くあります。
上記質問以外で貴社から学生に伝えたいことは?
ものづくりをしたいと思ってくれる学生は大歓迎です!自分の手で作った商品を、お客様や、自分の家族、友達、大切な人たちに「美味しい!」と食べていただけることは、大きなやりがいにつながります。
また工場には、たくさんの設備があり、電気・機械・システムなどの知識が必要不可欠です。そのため、機電系学生の採用も積極的に行っています。
実はこんなことも…
ミツカンでは、全国5拠点8工場に属している代表メンバーが集まって、定期的に現場改善ミーティングを行っています。そこで、各工場で実践した改善提案などを発表し合い、水平展開します。若手・中堅問わず、社員が集まり活発な議論が繰り広げられるため、生産技術面だけでなく、コミュニケーションの場としても機能しています。
機電系出身先輩社員インタビュー
- 氏 名 : M. A
- 所 属 部 署 : 生産物流本部 栃木工場 製品1課
- 入社年度(西暦) : 2012年
- 出身 学部 学科 : 工学部 建設学科海洋工学コース
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
学生時代の専攻は造船で主に流体力学を学んできました。食品会社に対しては農学・化学といったイメージを持っており、自分の専門分野外と思い込んでいましたが、特に製造部門においては工学的な側面が強いです。例えば、生産が終わったあとの設備洗浄には流体力学に基づいて考えられている部分があったり、そもそももの作りに、機械や電気は欠かせない要素となっています。
また所属していた部活動での経験は、組織運営など仕事そのものの進め方に役立っていると感じています。
経験に無駄はありません。自分の知識が「どう役立っているか」の前に、自分の経験を「どう役立てていくか」を考えることが重要だと思っています。 是非、工学系学生さんも食品企業に興味を持っていただき、自分の力をそこでどう活かし磨いていくかを考えていただけると嬉しいです。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
当社は歴史のある会社で保守的なイメージを持っていましたが、挑戦的な企業であることを知り興味を持ちました。もの作りに関わる仕事に就きたいと思っていましたが、単純に「人の口に入るものを作る」って凄いことだなと思ったのも動機の一つです。
仕事は社会貢献の一つと考えており、「食を通じて“いのち”を支える」、そんな仕事にとても魅力を感じたので当社を選びました。
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