天然ガスをコアとした総合エネルギー事業を推進し、持続的に成長していく強靭な企業を目指しています。

企業インタビュー 東京ガス株式会社

東京ガスは総合エネルギー企業として、ガスのみならず電力や新エネルギー、国内はもちろんのこと海外の事業にも力を入れています。

 

企業インタビュー目次
1.東京ガス株式会社はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

東京ガス株式会社はこんな会社!

東京ガス工場1

貴社の事業内容をお聞かせください

東京ガスは1885年に誕生して以来、日本で初めてLNG(液化天然ガス)を導入するなど、エネルギーフロンティアとしての歩みを進めてきました。
海外からの原料調達、国内でのネットワーク整備、産業や暮らしでのエネルギー活用、次世代を見据えた技術開発など、エネルギーを社会にお届けする企業として、様々な挑戦を続けてきました。
そして、エネルギー自由化を迎えた今、東京ガスは「総合エネルギー企業」として、ガスはもちろん電気や新エネルギーにも力を注ぎ、国内だけでなく海外へもそのフィールドを広げ、新たな時代をリードしていきます。

貴社の中期経営目標を教えて下さい

【エネルギーと未来のために東京ガスグループがめざすこと。~チャレンジ2020ビジョン~】

東京ガスグループは、1969年に日本で初めてLNGを導入して以来、40年以上にわたり、「LNGのパイオニア、天然ガスのトップランナー」としてLNGバリューチェーンの確立・強化と天然ガスの普及・拡大に努めてきました。
今後は、これまで培ってきたLNG・天然ガスに関する技術やノウハウに一層磨きをかけ以下のテーマに取り組んでいきます。

①安心・安全な生活を支えるエネルギーセキュリティの強化
②日本の早期復興・持続的成長を支えるエネルギーコストの低減
③省エネ・省CO2記号を支えるエネルギーシステムの革新

貴社だからこそある仕組みを教えて下さい

東京ガスの人材育成プログラムは、社員の「ベース・共通能力を広げる」という観点と、「専門能力を高める」という観点から、「ビジネスパーソンとしてのベース・共通能力の育成」と「幅広い専門能力の育成」の二本立てで構成されています。
自己啓発に対する支援も充実しており、MBA取得のための海外留学・国内留学制度や海外研修制度、外部機関が主催する研修への参加(チャレンジプログラム)や通信研修などを用意しています。

貴社の代表的なサービスを教えて下さい

【日立LNG基地】
平成28年3月25日、東京ガスは茨城港日立港区内において建設を進めていた「日立LNG基地」の営業運転を開始する とともに、新たに敷設した高圧ガスパイプライン「茨城~栃木幹線」の供用を開始しました。
日立LNG基地は、東京ガスとして初めて東京湾外に建設したLNG基地です。また、茨城~栃木幹線が完成したことにより、東京ガスは首都圏を中心に950kmの高圧パイプライン網を保有することになります。
東京ガスは、2020年に向けた天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、LNG船やLPG船の受入設備となる大型桟橋、容量23万klのLNGタンクや熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備えた本基地と、既存のパイプラインである「栃木ライン」(栃木県真岡市)と接続する本パイプラインの建設工事を、2012年より進めていました。
今後は、2020年までに「日立LNG基地2号タンク」の建設を目指します。さらに、既存の「鹿島臨海ライン」(茨城県神栖市)と今後建設を目指す「茨城幹線」を接続し、高圧ガスパイプラインのループ化を更に図ることにより、関東圏全域のエネルギーセキュリティ向上に貢献します。

貴社の代表的な製品の歴史を教えて下さい

【家庭用燃料電池「エネファーム」新型機の開発】
東京ガスでは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」を世界で初めて商品化しました。 2009年5月に一般販売を開始し、これまで低コスト化・コンパクト化の改良を行ってきました。
2011年、2013年に第2、第3世代機を開発し、2014年4月には、世界で初めてマンション用エネファームも開発してきました。2015年には第4世代となる新型機を発売しました。
都市ガスからお湯と電気を高効率で取り出す固体高分子形燃料電池(PEFC)を用いた「エネファーム」は省エネ性が高く、CO2排出量も少ないため、これからの低炭素社会にふさわしいエネルギーシステムです。
今後も、さらなる普及拡大に向け、よりいっそうの低コスト化・コンパクト化・高耐久性を目指した次世代機の技術開発に取り組んでまいります。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい

空港で液体物検査を行う際に使用する装置、実は東京ガスが開発したものなんです!
「ボトル内液体物検査装置:SLC-211D」といって、東京ガスの技術力を活かし開発されました。ペットボトルやアルミボトルなどの容器に入っている液体が可燃性液体か否かを、ふたを開けることなく瞬時に判別することができます。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩写真

  • 所属部署     : 人事部 人材開発室
  • 入社年度(西暦) : 2009年
  • 出身 学部 学科 : 工学研究科 機械工学専攻

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

入社後、一貴して家庭用のガス機器開発に携わってきました。
入社3年目にガス機器メーカーに出向し、熱源機や家庭用燃料電池の試験・設計業務、新規商品企画に加え、経営者に近い立場での技術戦略立案を経験しました。
大学時代に学んた熱力学、流体力学、材料力学等の機械工学の基礎知識は、開発業務を行う際のベースとなリます。加えて、研究活動を通じて培った「なぜ?」と論理的に考える力は、企画業務(種々の意見を調整し、案として取リまとめ、表現する)に非常に役に立っています。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

学生時代から、「技術で社会に頁献したい」という思いを持っておリ、現在もその気持ちを持って仕事をしています。
就職活動では、メーカーへの就職も考えましたが、よリ大きなインパクトを社会に与えることができる、幅広い視野を持ったエンジニアに成長できると考え、東京ガスに入社しました。

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