日本農業を元氣に!
自動運転トラクタをはじめ、農業のIT化・トータルソリューションに取り組む機械メーカー!

企業インタビュー 株式会社クボタ

 

日本で、そして世界で人々の豊かな暮らしを支えるために、クボタは優れた製品・技術・サービスを通じ、世界の「食料」・「水」・「環境」問題解決に挑み続けます。

企業インタビュー目次
1.株式会社クボタはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社クボタはこんな会社!

事業内容説明写真 株式会社クボタ

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

当社はトラクタ・コンバイン・田植機などの農業機械、ミニバックホーなどの建設機械やエンジン、上下水道用の鉄管・ポンプ・バルブなどのパイプシステム、膜処理装置などの水処理システムの製造及び販売事業を展開しています。
また、販売するだけではなく、製品購入後のサービスを充実させるため、日本及び世界各国約80ヶ所の拠点でサポートしています。

貴社のお客様を教えて下さい

当社はより使いやすい農業機械、建設機械、エンジン、水・環境関連製品を販売会社(販売代理店)や官公庁などの取引先を通じて、国内外のエンドユーザーに提供しております。

貴社の中期経営目標を教えて下さい

当社はこれから「グローバル・メジャー・ブランド(GMB)」の実現をめざし、「最も多くのお客様から信頼されることによって、最も多くの社会貢献をなしうるブランド」として成長していきたいと思っております。
そのためには「食料・水・環境分野で世界に貢献する」という当社のミッションを確実に果たすとともにGMBの確立にふさわしい事業体制、QCDなどを築き上げていく必要があります。
具体的には世界の各市場においてマーケットインを重視した新製品を投入し、品質やコスト、納期のすべてにおいて世界一に挑戦するモノづくりをめざします。尚、10年・20年後の成長を見据えた研究開発の体制を構築し、自動運転技術やロボット技術等、新技術の開発においても着実に成果を上げていきます。

事業内容説明写真 株式会社クボタ

 

貴社で活きる研究分野があれば教えて下さい

当社は現在、農業のIT化に積極的に取り組んでおり、自動運転トラクタを開発しました。
全地球測位システム(GPS)などで車体の位置を計測し、あらかじめ登録しておいた農地の形状や広さのデータをもとに、ハンドルや耕作装置などを自動で制御します。無人で農地を耕し、肥料・農薬の散布までできるようになります。
更に実用化に向けて成果を上げていくためには「機械・電気電子・情 分野」の幅広い知識・技術が必要となります。

貴社の製品開発の歴史を教えて下さい

1890年頃、伝染病で苦しむ人々を助けるために、国内で初めて水道管の量産化に成功したことから当社の歴史は始まりました。以来当社は「モノづくり」を通じて人々の生活を支えるというDNAを受け継いでいます。
現在、世界は人類にとって欠かせない食料・水・環境などの分野で多くの問題を抱えています。当社はこれからも「モノづくり」の原点を守りながら、これらの課題解決に向けて事業で貢献する企業グループとして前進していきます。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい

おいしい日本のコメの消費拡大に向けて当社はグループ販売会社を通じて日本米をシンガポールや香港などの海外に輸出するとともに、国内では独自の製法によりペースト状にした玄米を使ったパンやパスタ麺の製造・販売も行っております。
機械の製造・販売だけではなく、製品購入後のサービスや日本の農家のためにトータルソリューションビジネスにも力を入れています!

機電系出身先輩社員インタビュー(1)

先輩社員

 

  • 所 属 部 署  : 建設機械技術部
  • 入社年度(西暦) : 2011年4月
  • 出身 学部 学科 : 工学部 機械工学科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

現在、2~2.5t欧州向け建設機械(ミニバツクホー)の開発・設計を行っています。
主な業務内容は、自分で部品を計画し、強度計算や解析を用いて見込み付けを行い、図面化することです。
大学では機械工学を専攻しており、様々な実験を通して材料力学等の基礎知識を学んできました。 理論を立ててから実験を行い、その結果を考察するという考え方は現在の業務にも当てはまっており、理論を立てた上で部品を計画→実機組付け確認→問題点抽出→者察→再計画→… という者え方が現在の業務の基礎になっています。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

子供のころから建設機械のようなはたらく車が大好きで、建設機械に関わる仕事がしたいと思っていました。
株式会社クボタの建設機械は街で見かけることも多く、身近で働いている建設機械を自分で設計してみたいと思い、入社を志望しました。

機電系出身先輩社員インタビュー(2)

先輩社員

 

  • 所 属 部 署  : 水環境開発第二部
  • 入社年度(西暦) : 2014年4月
  • 出身 学部 学科 : 工学部 電気電子情報工学専攻

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私の今の仕事は水処理装置の制御盤設計です。
制御盤は、機械を制御・操作するためのもので、多様な電気回路で構成されています。 水処理装置は、お客様ごとに合わせた仕様にする必要があるので、社内の関連部署と協議をしながらひとつ一つ設計しています。
大学時代は核融合発電を実現するための基礎研究を行い、主に書籍や論文を読み、数式を立て、それを元にシミュレーションをしていましたが、今はお客様のニーズを読み、設計計算をして、それを元に図面化しています。
まだ仕事を覚える事で手一杯ですが、将来は今学んでいる事と学生時代に学んだ知識を使って、新しい製品づくりにチャレンジしたいと考えています。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

大学時代は、数式とシミュレーションを見ることがほとんどでモノを作っている感覚が得られず、自ら設計したものが実際に動く「モノづくり」の分野にとても惹かれました。
また、社会に大きく貢献する分野に関わりたいという思いがあり、人々の生活に役立つモノづくりに重点を置いている株式会社クボタに興味を持ちました。

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