東洋電装株式会社
企業インタビュー
[人とクルマを快適につなぐインターフェイス]
ホンダ系グローバル自動車電装品メーカー
HONDA、TOYOTA、VWなど世界主要なクルマやバイクの操作・制御・駆動を担う電装品を開発。
ドライバーの意思を確実・安全に車両へ伝えるインターフェイスを中心に、快適な車室内を創造しています。
東洋電装株式会社はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせください
ヒューマン・インターフェイス(ドライバー席やセンターコンソール、ルーフ周りの操作部分)、エレクトロニクス製品(各種センサー、ECU)など、約4000種の電装品を研究・開発・製造しています。
機構・電子回路・ソフトウェアを設計し、完成車メーカーの要求仕様に合致する構造を創り上げます。また、自動運転、IoT、環境問題など、将来のクルマを取り巻く環境を捉え、それがもたらす車室内の理想的なあり方を考えることで、先端技術を活かした次世代製品の開発・提案を行っています。
貴社のお客様を教えて下さい
本田技研工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、フォルクスワーゲングループ
いすゞ自動車株式会社、ダイハツ工業株式会社、富士重工業株式会社
川崎重工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社、スズキ株式会社
貴社で活きる研究分野を教えて下さい
製品構造を設計する機械工学、製図知識。電子製品の回路設計、基板設計、プログラミング(C言語)、システム、通信分野の知識。フィーリングや照明の輝度など製品評価分野にて人間工学の知識など
身近なところにあるサービスや製品があれば教えて下さい
新入社員一人一人に入社後2年間の育成計画を作成し、OJTリーダー・責任者を含め職場全体で教育を行っています。
配属前に約2か月間の集合研修があり、工場実習などを通じて基礎知識を身に付けます。また、語学教育として、勤務時間中の英語レッスンやTOEIC補助などがあります。
入社後のキャリアモデルを教えて下さい
エンジニア(現課長職)のキャリアパス実例
(1)国内開発拠点: パワーウインドウの挟み込み検知アルゴリズムの設計
(2)アメリカ開発拠点ほかイギリス・フランス・スウェーデン等海外出張
(3)本田技術研究所 ゲストエンジニア・・・実車システム開発
(4)国内開発拠点・・・ECU回路設計、システム設計
(5)アメリカ開発拠点出向 HONDA R&D Americaにて共同開発
(6)国内開発拠点・・・イノベーション開発部にて提案型開発
機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい
当社の電子制御技術は、現在のクルマに不可欠な安全・快適な機能を支えています。
・キーレスエントリーシステム(車外からドアロックを開閉)
・シート・サイドミラー・ステアリングの位置調整(電子制御)機能
・パワーウインドウの挟み込み防止機能
・車線維持支援システム・横滑り防止・ヘッドライト照射角の自動調整など
機電系出身先輩社員インタビュー
- 所属部署 : 第四開発部(電子開発)
- 入社年度(西暦) : 2013年度
- 出身 学部 学科 : 工学部・電気電子工学科
現在の仕事とそのやりがいを教えて下さい
【現在の業務】
パワーウインドウスイッチを開発しており、 オート開閉機能を実現する制御仕様を決めるのが主な業務です。 手や異物の挟み込みを検出した場合に反転動作する安全機能を確実にするために、試作段階の車両ドアとガラスを用いた検証を、モデルチェンジによる設計変更の都度行い、最適な制御仕様を決めています。
【やりがい】
担当業務以外にも多くの開発に関われることです。専門分野の軸として、回路の設計検証やシステムの動作検証など、「ハード」「ソフト」に関係なく業務に携わりますし、 製品軸でも、パワーウインドウ以外にもサンシェードやシートデバイスなどにも携わっており、幅広い製品開発ができます。開発に関わった製品が実車に搭載されるのはまだ先のことですが、その時をとても楽しみに仕事しています。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
学生時代にバイクが好きになったことをきっかけに、自動車業界で貢献したいと思っていました。 東洋電装はドライバーの目に見える部分を開発しており、また業務も狭い専門分野のみならず幅広く関われることに魅力を感じました。
最終的な決め手は、面接の場でとても真摯に対応を受けたことです。この会社ならばやりたいことができるのではないかと思い、入社を決意しました。
ユニバ運営事務局
TEL:03-6222-7283 (平日10:00~18:00)
メールによるお問合せ:info@univa-y.jp
基本情報