安定した医療業界の中で、薬を包む「分包機」から「電子カルテ」を手がける先行開発型メーカー

企業インタビュー 株式会社湯山製作所

各種医療機器・設備・医療情報システムの開発・製造・販売
病院、診療所、調剤薬局向けの調剤機器分野のトップクラスメーカー

 

企業インタビュー目次
1.株式会社湯山製作所はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社湯山製作所はこんな会社!

事業内容説明写真 株式会社湯山製作所

貴社の事業内容をお聞かせください

皆さんが病院から処方される薬は、一つ一つ包みに入れられています。
湯山製作所は、そんな薬を分包する調剤機器を中心に各種医療機器・設備・医療情報システムの研究開発・製造、病院・診療所・調剤薬局への販売を行っています。

貴社の代表的なサービス・製品を教えて下さい

我々の作っている「分包機」は薬を一度に飲む物ごとに分けて包む機械です。
薬を扱うところでは無くてはならない機械です。

貴社の製品開発の歴史を教えて下さい

「分包機」を提供しているメーカーは数社しかありません。その中で、ユヤマは他メーカーに先がけて、分包機のスタンダードを築き上げ数多くの特許を取得してきた先行開発型のメーカーです。
医療従事者が困っていることをいち早く製品化することで、社会貢献してきた成果も認められて、一昨年には特許庁から知財功労賞も受賞しました。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい

我々は完成品メーカーです。構想設計から基本設計、詳細設計に至るまでの全てに関わることができます。
一部の部品だけを設計するのではないため、製品開発の面白さを味わっていただけます。

貴社の社風を教えて下さい

和気あいあいとした社風…ではありません。『メリハリのある誠実な社風』といったところでしょうか。
我々が扱っているのは医療機器、時には生命を扱うことに対する緊張感を感じたり、 時には良いものを生み出すために意見を衝突させたりすることもあるでしょう。
けれども、医療従事者や患者さんの笑顔につながったときに、皆で喜びあえる、そんな社風です。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

  • 所属部署     : 開発部 機械開発二課
  • 入社年度(西暦) : 2014年
  • 出身 学部 学科 : システム工学研究科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

開発される新機種の機構の開発の際には、 既存製品の機構を見直したり、全く新たに機構そのものを作り直すという工程があります。その中の、既存製品の改良を担当しています。
「求められるものを、どうすれば実現できるか」
そのために模索し、仮説を立て、実験し、やり直し、実現させる… 研究開発としてのプロセスは、大学院時代の作業に通ずるものがあります。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

当社は、薬剤を自動分包する際に欠かせはい「R円盤」というシステムを業界で初めて開発し、特許を取得した企業です。
このシステムは現在も、それ以上の機構が生まれていはい業界のスタンダード。
そんは開発を成し遂げた会社で、自分もそういった機械を手がけてみたい! と思ったのが、もっとも大きは志望動機です。

ユニバ運営事務局

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