企業インタビュー
二酸化塩素で空気に価値を付加し、衛生管理事業を開拓
『正露丸』、『セイロガン糖衣A』を中心とした一般用医薬品の製造および販売を国内外に行っております。
今回、大幸薬品株式会社の京都工場・研究開発センターにお伺いし、先輩エンジニアへ特別インタビューを行いました!
注目の「感染管理事業」や、人々の健康を守り続けるため機電系エンジニアとして技術革新に携わる、その魅力について迫ります。
1.大幸薬品株式会社はこんな会社!
2.大幸薬品株式会社はどんなビジネスを展開している?
3.PICKUP!大幸薬品のリーダー柴田社長プロフィール
4.機電系エンジニアとしてのやりがい・求める人財とは?
大幸薬品株式会社はこんな会社!
大幸薬品株式会社についてお聞かせいただけますか?
「ラッパのマークの正露丸」に代表される医薬品事業とテレビCMでおなじみの「クレベリン」をはじめとした感染管理事業をグローバルに展開する東証1部上場企業です。
特に感染管理事業では独自の特許技術で「二酸化塩素」の濃度コントロールを可能にし、「空間除菌」を実現させることに成功しました。 生活全般に関わるさまざまな産業分野から注目を集めております。
「感染管理事業」に注力されていると聞いたのですが、なぜ、「感染管理事業」に注力されているのですか?
世界各地でおこる細菌やウィルスによる感染症を防ぎ、人々に安心を与えることで、感染管理事業の第一人者としての社会的役割を果たしたいと考えています。
また、「空気に新しい価値を与える」というという、今までになかった新しい角度から人々の暮らしをより安全で豊かなものに変えていくために感染管理事業に力を入れています。
どのようにビジネスを展開されているのですか?
人類の脅威となる感染症に対して優れた効果と安全性を有する製品を市場に提供していくために、医薬品事業で培った基礎研究や応用研究開発力を活かし、二酸化塩素ガス特許技術を応用した製品の企画・開発・販売をすすめております。
現在は主に一般消費者向けに「クレベリン」「ウィルシールド」などの製品販売を手掛けており、より広いフィールドに向け問題解決を推進するために、一般消費者向けのみならず公共機関、ホテル、外食産業、ビルメンテナンス事業者、医療・介護施設、ペット関連事業者などに展開できる製品の研究開発を独自に進めています。
現在、さらなる展開を目指しコア技術を活かしたさまざまな製品開発プロジェクトが始動し、「医薬品会社」から感染管理を担う家電製品などを手がける「ものづくりメーカー」への変革が始まっています。
今まさに開発プロジェクトチームでは、ものづくりができる工学系出身のエンジニアを必要としています。
なぜ機電系出身者エンジニアが必要なのですか?
現在の開発プロジェクトメンバーは化学の専門家、薬学の専門家などさまざまなバックボーンを持つメンバーで組織されています。独自の「ものづくり」を推し進めるためには、製品を企画し設計・開発・製造を自前で行っていく必要があります。
まだまだ工学系出身のメンバーが少なく、外部のパートナー企業と連携し開発を進めております。よりスピーディーに開発プロジェクトを促進するためにプロジェクトの中心となり、工学系エンジニアの専門知識・アイディアを活かし、リードしていく人財が必要とされています。
PICKUP!大幸薬品のリーダー柴田社長プロフィール
リーダーは元外科医。研究開発への投資にも積極的です。
現代表の柴田社長は外科医として大阪大学医学部第二外科をはじめとする数々の医療施設にて勤務ののち、2004年大幸薬品株式会社副社長に就任後、「感染管理事業」を立ち上げた。
機電系エンジニアとしてのやりがい・求める人財とは?
製品開発プロセス(企画/設計/開発/製造)にすべてワンストップで関われる
通常の大手メーカーは数千名の機電系エンジニアがさまざまな工程に分かれてものづくりを行っていると思います。しかし大幸薬品では一人のエンジニアが企画段階からすべての工程に関わりものづくりを進めます。
普通の会社では数十年たっても得ることが難しい経験を入社直後から体験していくことができます。アイディアから製品が形になるまでを見届けていける環境は魅力的でやりがいがあると思います。
人々の健康を支える重要な仕事に取り組める
世の中にはさまざまなビジネスがあります。
大幸薬品の感染管理事業では、妊婦や小児、病気と闘う人々に安心を与え、未発見のウィルスから人々の命を守ることにつながる仕事です。 社会の役に立っている実感を得ることができ、工学系エンジニアとして、大きな使命感を感じられるエンジニアリングができると思います。
「研究」と「ものづくり」を両立できる環境がある。
大幸薬品開発チームは少数精鋭のメンバーが、更なるイノベーションを起こすための技術研究と、世の中に製品を送るための製品開発を両立させています。 大学との共同研究を展開したり、外部の開発パートナーとの製品開発のために世界中を飛び回っています。
実際に開発プロジェクトメンバーの中には、ずっと研究活動を続けたい、でも自分の作った製品で社会の役に立ちたいという技術者の2つの欲求を満たしていける環境がある点に共感し入社してきたメンバーもいます。
世の中になかったものを出していく仕事に携われる
感染管理事業で挑戦するものづくりは世の中にまだない製品開発です。
「空間除菌」はまだ新しい市場であり世の中を変える製品作りはまさにこれからというところです。自身が手掛けた製品が「世界初」になる可能性を秘めています。
最後に どんな仲間と一緒に働きたいですか?
ベンチャースピリットのある方と一緒に働きたいと考えています。
プロフェッショナルを目指し自ら考え、自ら手を動かし試行錯誤を繰り返してものづくりをしていけるような仲間と一緒に働きたいと思っています。
そして製品やサービスを通して、お客様から「ないと困る」と思っていただける会社を目指していきたいと考えております。
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