早めの対策が鍵。エンジニアとして未来へ飛躍|機電系就活体験記1

はじめに

「就活って何から始めたらいいんだろう?」

「学会や研究との優先順位に迷っている・・・」
「ES・面接対策は? 機電系ならではのポイントを教えて!」

といった疑問に、就活を終えた16卒の機電系先輩がアドバイス!
これからエンジニアとして未来へはばたく先輩に、リアルな声をインタビューしました!

先輩紹介

先輩紹介

所属大学    : 関東エリア
出身学部/学科 : 工学府 物理情報工学専攻
卒業年(西暦) :2016年3月
内定企業    :4社

 

就活インタビュー

ご自身の就活スケジュールについてお聞かせください。

本格的に就職活動を始めたのはM1の12月からです。本格的に始める前でも、社会の動向を掴むため主要なニュースや気になる企業の動向に関する記事を読んだりはしていました。
12月からは自己分析や適職診断を始めました。自己分析ではWebで行える性格診断などを使用。適職診断では、データから出た「自分に合う業界」と、「自分の行きたい業界」に相違があるかなどを確認しました。
説明会や工場見学会にも積極的に参加し、4月5月にはESの提出や面接を随時受け、8月に内定をいただきました。

 

研究との両立のために工夫したことは?

正直なところ、就活と研究の両立はできていなかったと思います。企業の就活解禁以降は就活がメインの生活でした。
研究は就活の合間を縫って行うという形でした。就活が始まるとどうしても研究室に行く機会が減ってしまいます。
そのため発表資料の作成や、新しい理論を考えることなど研究室に行かなくても出来る作業は自宅や喫茶店で行うようにしていました。

 

どんな就活対策をしましたか?

企業研究として、OB訪問や社員座談会に積極的に参加し、情報を集めました。
もちろん、予備知識無しにこのような座談会に臨んでも得られるものは少ないです。
そのため、新聞記事やIR情報などから企業の情報を得た上でOB訪問や座談会に臨みました。
自己分析についてはあまり時間を取りませんでした。自己分析についての本を一冊購入しましたが、あまり役に立ったとは感じませんでした。

 

機電系ならでは就活のポイントは?

技術系志望の学生向けに工場見学を開催してくれるメーカーが多くあります。このような工場見学会に参加できるというのは機電系ならではだと思います。実際 に、私も複数の工場見学会に参加し、職場の雰囲気や労働環境などを肌で感じました。工場見学会と同時に社員座談会やOBとの懇親会(という名の飲み会)の 時間が設けられることも多く、工場見学で疑問に思ったことや、個人的に聞きたいことをざっくばらんに聞ける良い機会になります。機電系の方は是非工場見学 会に積極的に参加することをおすすめします!

 

就活で苦労したことは何ですか?

私は鉄道業界が第一志望業界であったため、学校推薦は使わず全て自由応募で選考を進めました。この点に関してはとても苦労しました。
メーカー(特に大手)は学校推薦による採用が大部分を占めます。そのため、自由応募でメーカーを受けるのは相当大変でした。
学校推薦ならほぼ確実に面接まで行けたであろう企業も、ESで落とされてしまったということもありました。

 

課題解決のためにどんなことが役立ちましたか?

就活に行き詰まった時、解決できない疑問点が出てきた時、OB訪問を行いたい時など、相談に乗ってもらう場をもつと良いかと思います。 先輩や友人に聞きづらいことは、学校の就職課や就活のプロの方に相談しました。
個人的なことからES等の専門的な相談に乗ってもらえるのはUnivaならではだと思うので、有効に活用するのが良いのではないでしょうか。

 

17卒の機電系学生に向けてメッセージ

就職活動では、物事を深く掘り下げて考えるということが重要だと考えています。物事を 深く掘り下げて考えるには多くの情報が必要ですし、思考力も必要になります。得た情報、自分の意見について「それはなぜなのか」を常に考えていくことで一 歩踏み込んだ思考ができるはずです。

 

[先輩の就活データ]

志望業界   : 鉄道・重工
説明会参加数 : 24社
OB訪問数  : 4社
ES提出数  : 6社(メーカー)
面接数    : 3社(メーカー)
内定     : 4社
活動費    : 約11.3万円(交通費 約6.3万円、スーツ・靴 約5万円)

 

就活体験インタビュー 一覧

☞ 第1弾 ~早めの対策が鍵。エンジニアとして未来へ飛躍~機電系就活体験記#01
☞ 第3弾 ~『会社』を知り、『働く人』を知る~16卒機電系先輩の就活体験記#03