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機電系学生にとってみると少しイメージしづらい非鉄金属業界。その業界の中でも特に注目株なのがDOWAホールディングスです。1884年創業というとてつもない歴史を持ち、自社にしかできないことを追求した結果、今や需要の高い製品を多数世界シェアで持つ“技術”が評価される会社に。強固な事業基盤を持つだけでなく、そこに時代の波が追い付き、これから数年に非常に期待が集まる会社です。今回は、そのDOWAホールディングスについて、4つのポイントから説明します。

#国内有数の非鉄金属メーカー
#世界唯一、金属を軸とする資源循環型ビジネスモデル
#社会トレンドにマッチした多数の世界シェアNO.1
#機電系学生にとってのポジティブギャップに溢れる

 

 

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非鉄金属とは、アルミニウムや銅、亜鉛、金、銀、レアメタルなど鉄以外の全ての金属の総称です。
鉄と比べて希少性が高いものも多く、大量に使われることはありませんが、それぞれが強い個性を持っており、この組み合わせで新しい産業価値を生み出せる可能性を秘めた、ポテンシャルが高い素材です。

例えば、「電気を通す」「錆びにくい」「加工がしやすい」などの様々な個性がありますが、その個性を活かすことで、自動車、情報機器、電子機器などに生かされているときけば、機電系の皆様はイメージが広がるのではないかと思います。ただ、こうした機能をもっと生かしていく、貴重な材料を安定供給していくためにはまだまだ成長余地があり、DOWAホールディングスはそこにチャレンジし続けています。

それを象徴するのが【技術立社】という自分達のあるべき姿を掲げた熱意。これは「当社にしかできないことをやろう」「他社にはまねのできないものを作ろう」という意気込みを示したものです。この技術への貪欲さがDOWAの特徴であり強さです。

 

 

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そして、DOWAを表すキーワードに「資源循環型ビジネスモデル」というものがあります。
【技術立社】であることを貫く過程で生まれた技術・ノウハウを応用して、環境・リサイクル、精錬、電子材料、金属加工、熱処理という、非鉄に関わる広範な領域でビジネスをできるようになりました。結果として非鉄金属のパフォーマンスを最大限発揮させられるようになった今のDOWAの姿が、「資源循環型ビジネスモデル」です。

特徴は、「環境・リサイクル」です。資源は限りあるため使い続けていれば長期的に資源の枯渇問題にあたります。特に、都市でごみとして大量に廃棄される電化製品内に存在する有用な非鉄金属を鉱山に見立てた「都市鉱山」という言葉がありますが、SDGsのためにもこの都市鉱山問題を解決していかなければいけません。この製品に一度使われた非鉄金属を抽出し、もう一度製品応用できるようにするためのリサイクル技術の先頭を走るのがDOWAホールディングスです。

複数の事業を持つからこそ【生み出し→作り→リサイクルし→また生み出す】というこの循環を持つ貴重な会社として、今後も社会的注目が集まり続けるだろうと感じます。

 

 

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そうした優れた事業モデルを構築できていることから、多くの世界シェアNo.1、国内シェアNo.1を得るという、高い結果も出しています。化学系、材料系の日系メーカーは優れた会社が多いので、ただシェアの高い製品を持つだけの会社はたくさんありますが、DOWAが評価されるべきはその製品需要の将来性も高いことです。

例えば、世界シェアNo.1の「銀粉」。これは太陽電池の電極材として欠かせない材料です。日本でも東京都で新築住宅への太陽光パネル設置義務条例が成立したばかりですし、日本以上に世界ではカーボンニュートラル意識が高く、再生可能エネルギーは今後数年は健全な成長が見込まれています。
また、同じく世界シェアNO.1の「磁気記録材料」。これはIT企業がデータ保存に用いる大容量テープの製造に欠かせない磁気記録材料です。世界シェアの90%以上を占めており、IT化が進む現在において、ますます需要は高まっていくでしょう。

こうした、時代の波に乗り、今後も需要が伸びていくだろう領域を抑えている点がDOWAホールディングスをおススメできるポイントであり、魅力的に感じる方も多いのではないかと思います。

 

 

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そんなDOWAホールディングスですが、やはり“非鉄金属業界”という領域が化学・材料系の印象が強く、機電系就活生が見落としているケースが多いです。また、業界認知はしていても、なんとなく古い体制のイメージ、お堅い人が集まっているイメージなど、偏見が持たれやすい業界でもあります(事実そういった会社もありますので…)。ただ、DOWAホールディングスの場合、まずは下の新卒採用ページを覗いてみてください。印象がガラッと変わるビジュアルサイトと説明が込められており、業界内でも良い意味で異質だと感じています。

また、採用している技術系学生の割合で言うと、実は金属系の専門を持つ学生の方以上に、機電系の採用人数の方が多いです。この数字の通り、必要としているのは今の挑戦を支える設備を生み出しブラッシュアップし続けてくれる“機電系の学生”なのです。まだこの業界を見たことが無い方にとって、DOWAホールディングスさんから業界理解をすることは非常に良い機会になると思います。是非自身の新しい発見に繋げてみてください。

 

最後に

以上、非鉄金属業界を代表するDOWAホールディングスについてピックアップ致しました。今の時代、生み出すだけではなく、使い終わったモノを再度産業に戻すリサイクル技術の重要性が様々な領域で重要となってきています。その中でも非鉄金属という希少性の高い資源を扱うDOWAホールディングスの会社価値は非常に高いものであり、これからの時代に益々存在感を発揮していくものと思われます。やりたいことが見つかっていない方、今の選択肢に不安がある方は、是非企業様のマイページに登録の上、繋がってみてください!

DOWAホールディングスの採用ページ:https://www.dowa.co.jp/saiyou/
DOWAホールディングスの仕事ページ:https://www.dowa.co.jp/saiyou/recruit/career/
DOWAホールディングスのマイページ:https://dowa.snar.jp/index.aspx

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