社会の基盤を支える素材を支える耐火物(セラミックス)

企業インタビュー 株式会社ヨータイ

 

ヨータイは耐火物の総合トップメーカーです。
定形耐火物では、国内トップシェアを持っています。

 

企業インタビュー目次
1.株式会社ヨータイはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社ヨータイはこんな会社!

従業員集合写真写真 株式会社ヨータイ

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

鉄やセメント・銅など素材を製造する際、「溶かす」「焼成する」など高温処理工程がでてきます。
しかし、多くの設備は鉄やステンレスなどで出来ており、「溶かしたい素材」と「設備の素材」の融点が
同等であるため、設備の内張りに耐火物が必要になります。
当社は、耐火物の製造から工事まで一貫して手掛ける総合メーカーです。

貴社の主となる取引企業の業界を教えて下さい

販売先の業界は多岐に渡り、また名だたる大企業が多いことが特徴です。
・鉄鋼メーカー(高炉メーカー・電炉メーカー・特殊鋼メーカー) ・セメントメーカー ・ガラスメーカー
・プラントメーカー ・非鉄メーカー(銅・アルミ・亜鉛他) ・石灰メーカー ・化学メーカー
・電子部品メーカー(コンデンサ・アルミナ基板・フェライト他)

貴社で活躍できる専攻分野を教えて下さい

機械電気系を専攻した多くの方が、生産技術、エンジニアリング事業部(工事監督・設計等)で活躍しています。

貴社の製品開発の歴史を教えて下さい

数年前、有害物質としてニュースに取り上げられていた「ダイオキシン」はゴミ焼却施設で、塩素分の存在下で
250~400℃の低温で燃える時に発生し易いそうです。800℃以上の高温で焼却することで発生を抑制できると
言われており、ゴミ焼却炉には耐火物が活躍しています。世間での認知度はまだまだ低いですが、
陰ながら社会に貢献できることを誇りに思っています。

貴社の社風を教えて下さい

「まずはチャレンジしてみたい!」と自ら思ってもらえるような雰囲気づくりに取り組んでいます。
誰でも初めてのことは不安が多いと思います。当社では、若手社員がアイデアを周りに発信し易い「場」を
つくることを心がけています。

機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックを教えて下さい

当社は「旧大阪窯業耐火煉瓦」創業より83年、「旧大阪窯業」創業より137年と長い歴史のある会社です。
大阪窯業時代には赤煉瓦を製造しており、実は東京駅と大阪市中央公会堂(旧中之島公会堂)には当社品が
多く使用されております(現在、赤煉瓦の製造はしておりません)。

事業内容説明写真 三浦工業株式会社

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : M.K
  • 所 属 部 署  : 製造部プラントグループ(生産技術)
  • 入社年度(西暦) : 2018年
  • 出身 学部 学科 : 工学部 機械工学科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私は現在,工場全体の機械設備の保全や改良、新しい設備導入の設計などを行っています。
学生時代は機械工学を専攻していたので,今の仕事にはCADや製図の知識が役に立っています。
具体的には,設備の修理のための部品などを自ら設計し,加工業者に依頼することで,コスト削減や納期の短縮に
つながる点で活かされています。 今後は電気的な部分,シーケンス制御などについて勉強していければ,
より仕事を効率的に進められるようになります。 工場全体の設備を見なければいけないのでその点は大変ですが,
努力すれば幅広い分野でスキルアップできると思います。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

工場見学をした時に会社の雰囲気が良いと感じたからです。自分にとって、同じ仕事をする周りの人間関係が大切だと思っていたので、当社に入社を決めました。実際、よく面倒を見てくれる先輩ばかりで働きやすさを感じております。周りの先輩からたくさんのことを吸収し、知識をつけて、より良い設備を作っていきたいです。それが少しでも
日本のモノづくりの支えになればいいと思っています。

ユニバ運営事務局

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