三菱電機株式会社

作成:ユニバ運営事務局

【事業基盤について】

三菱電機株式会社20200604-1引用:「三菱電機の経営戦略」2020年6月https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/2006.pdf

三菱電機は家電などの知名度も高いが「重電システム」「産業メカトロ二クス」に強みを持つ企業。
売上の50%以上がこれらの領域から生み出されている。
第3の柱は情報通信システム。さまざまなものづくりをしているが、基本的にBtoBビジネスが中心である。
また三菱電機は大手電機メーカーの中で、売上に対する自己資本比率が高く、
最も財務基盤が安定している企業でもある。
安定した基盤から継続的なイノベーションに必要な研究開発投資が生まれている。

【新型コロナによる業績影響の見通しについて】

三菱電機株式会社20200604-2引用:「三菱電機の経営戦略」*2020年6月https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/2006.pdf

当初の見通しと比較すると、売上は10%程度ダウン、利益は当初見通し50%程度へサイズダウンの見通し。
製造業全体として大きな影響を受けている中、しっかりと黒字の見通しを持っている。

【今後の経営戦略について】

三菱電機株式会社20200604-3引用:「三菱電機の経営戦略」*2020年6月 https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/2006.pdf

現在、三菱電機は、ライフ、インダストリー、インフラ、モビリティの4つの領域にフォーカスし事業変革を推進しようとしている。
とくに地球上のさまざまな環境問題に技術で対応するための事業展開を柱に新たな成長プランを描いている。

【研究開発に関する戦略について】

三菱電機株式会社20200604-4引用:「三菱電機の研究開発戦略」*2019年2月14日 https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/tech/20190214.pdf

事業変革の鍵となる研究開発。三菱電機は継続的に研究開発に大きな投資を続けている。
各テーマのビジョンに基づき共通技術のブラッシュアップが行われている。
パワエレ技術などは大きな強みがある。

【AIの活用について】

三菱電機株式会社20200604-5引用:「三菱電機の経営戦略」*2020年6月 https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/2006.pdf

抑えておきたい三菱電機にとってのAI技術のコンセプトは「コンパクトなAI技術」。
またIoTソリューション強化に向け5G関連技術にも注力し事業変革を加速させる戦略を取っている。
どこの企業もAI活用を掲げているが、企業によって活用戦略のコンセプトが違うので比較してみることをお勧めしたい。

企業研究活用素材
「三菱電機の経営戦略」2020年6月 https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/2006.pdf
「三菱電機の研究開発戦略」2019年2月14日 https://www.mitsubishielectric.co.jp/ir/data/management_report/pdf/tech/20190214.pdf