univa_blog20190108


■記事作成者の情報■
現在の学年:修士2年生
系統   :電気・電子系
就活期間 :2017年4月~2018年6月

こんにちは。~先輩たちが語る就職活動の反省~を書かせていただいています石井です。
またこの記事を読んで下さりありがとうございます。
そろそろ春、お花見、団子、新歓などなど楽しいイベントが待ってますね!

がしかし、皆さんに今年の春待ち構えているのは、そう就活解禁です。
就職活動をする上で、絶対に避けて通れないのが「面接」。
私は書類選考でも苦戦しましたが、面接でもさらに苦戦しました。

技術職、研究職でエントリーをした場合、絶対にこの質問が出されます。

「あなたが学生時代に取り組んだ研究(勉強)について説明してください」

理系の皆さんが絶対に話さなければならないもの、それは「研究内容」
これをちゃんと説明できるかできないかで、合否が分かれるといっても過言ではないと思っています。
私も最初はまったく上手く説明できず、落ち込むこともありましたが、
自分で喋った内容を振り返ったり、Univaのスタッフさんに相談し、面接練習をしてもらい、無事に内定をいただきました。
たくさん相談し、練習し、何度も面接を体験した中で、たくさんのことに気づいたのですが、
今回は特に重要な3つのポイントについてお話しします。

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1. 誰が聞いても分かるように専門用語を分かり易く

アンチリーチング、回転学習、マニピュランダム

これらの単語、何のことかわかりますか?
わからない人が大半だと思います。
これらの単語は脳科学を専攻する私が研究で使っていた単語です。

今皆さんが見て?が浮かんだように専門用語というのは専門外の方からすると訳が分からない言葉でしかないのです。

「あなたが学生時代に取り組んだ研究(勉強)について説明してください」
という質問に対し、専門用語を説明なしに使うということは相手を思いやり話すことが出来ないという証明になりかねないです。

なので、面接での返答の際、専門用語を使う場合は説明を加え、「誰が聞いてもわかるように」ということを意識して話すことが大事です。

2. 面接はコミュニケーション「全部を話し切らない」

某社の面接において学生時代の研究について話す際、自分の専攻とは異なる会社であったため「分かり易く」を意識するあまり、
これまでにないくらい詳しく自分が行ってきた研究について説明をしてしまいました。
これだけ話せば私がどんな研究をしてきたかわかってもらえるだろう、と思ったのですが、これがよくなかった。

その後面接のフィードバックで
「質問の余地が無い。コミュニケーションになってない」
といったお言葉を頂きました。

このことから学んだのは「全部を話し切らない」ということです。

面接官が面接で確かめたいのはその人がどんな研究をしてきたか、だけではありません。「この人は仕事でちゃんとコミュニケーションが取れるのだろうか?」ということを面接官は確かめたかったのだと私は気づきました。

そこで、自分が話すだけ、話して満足してしまうのはコミュニケーションとは呼べないものであると気づき、はっとしました。
どんなにすごい技術を持っている人でも、コミュニケーションが成り立たないのであれば
その人を採用する意味はないと面接官が判断するのも当たり前です。

また詳しく説明すればするほど、時間がかかってしまいますので、
「分かりやすく」だけでなく「簡潔に」というのも意識して面接に臨みましょう!

3. 面接官の本当に聞きたいことは?~研究を通して身につけた研究以外のことをアピールしよう~

「あなたが学生時代に取り組んだ研究(勉強)について説明してください」

あなたは面接官がこの質問をする、本当の目的は何だと思いますか?
実は、あなたが取り組んだ研究について知りたい訳ではないのです。

「この人が研究(勉強)を通して身につけたことは何か?
身につけたことをどう弊社で生かせるか?
ということを面接官は聞き出したいのだと、何社も面接を受けて気づきました。

学生側が
「何も身につけていない、何も生かせない」
「御社の事業とは研究分野が異なるので生かせない」
という姿勢を見せてしまうと、会社として必要な人材だとは思われなくなってしまいますよね。

そう思われないように、研究を通して身につけたこと、そしてそれをどう生かせるかと
いうことをしっかり考えた上で、面接に臨みましょう。
研究内容だけでなく、「研究から得られた課題へ対する姿勢や考え方」といったものも武器になりますよ。

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以上、面接で絶対に聞かれる質問「あなたが学生時代に取り組んだ研究(勉強)について説明してください」に
答える上で重要なことのお話でした!
面接がうまくいかない、書類選考がなかなか通らない、エントリーシートの書き方に自信がない、
など悩みを抱えている人は、ぜひ気軽にUnivaのスタッフさんに相談してみてください。
Univaスタッフさんは、優しく、そして時に厳しく、親身になって相談にのってくれますよ。

では皆様よい就職活動を!