大和製罐株式会社
企業インタビュー
数々の世界初を生み出してきた総合容器メーカー!
当社の高い技術力はエンジニアの情熱と努力の結晶です!
皆さんは、缶ジュースや缶ビールをよく飲みますか?手や顔を洗う時に泡石鹸を使いますか?それらの容器、実は当社の製品かもしれません。皆さんの周りには当社の製品があふれています。
大和製罐株式会社はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
当社は、飲料や缶詰、スプレーなどの「缶」をはじめ、ハンドソープや化粧品に使われている「プラスチック容器」
などを製造販売している総合容器メーカーです。創業80年を越えた老舗ではありますが、チャレンジ精神にあふれ、
現在は容器だけでなく介護食や医療機器といった新たな事業も展開しています。
また、こういった製品を製造するための機械設備の設計開発も自社で行っており、機電系出身の社員は
工場の製造部門はもちろん、生産技術や設備設計、商品開発など様々な部門で活躍しています。
貴社で活かせる知識やスキルがあれば教えて下さい
機械・電気専攻の方は、工場の製造・生産技術部門や機械設計・電気設計といった開発部門でご活躍いただけます。
既存設備の改善改良や新規設備の設計を行う際には、四力学(材料力学・機械力学・流体力学・熱力学)や電気回路、プログラム言語といった分野に関する知識、CADのスキルなどを活かすことができます。
会社に入ってからは、大学で培ってきた知識やスキルをさらに磨いていく環境も整っています。
貴社ならではの制度や取り組みがあれば教えて下さい
当社では、社員の意欲向上と職場の活性化を目的とした『グループ活動コンテスト』という制度があります。
業務改善や新しいアイデアの実現など、会社を良くするための取り組みをグループで推進し、
毎年1回その成果について発表します。発表については各工場や部門毎に予選会を行い、それぞれの予選を
勝ち上がったグループが全国大会に出場し優勝を争います。優勝グループには賞金が授与されることもあり、
例年、部署の垣根を越えたグループや新入社員だけのグループなど、多くの社員が参加し盛り上がりを見せています。 また、技術部門独自の取り組みとして、有望な研究開発テーマの発掘を目的に、研究方針を踏まえワクワクすることを考える時間に勤務時間の20%を充てるという『チャレンジ20』と称する活動を実施し研究開発の活性化を図っています。
貴社の社風を教えて下さい
若手社員からは、「会社説明会やインターンシップなどで会った社員の良さに惹かれて入社した」という声を多く聞いています。これから就職活動をする皆さんにもぜひ当社の社員に会っていただき、会社や社員の魅力を直接聞ける機会を創りたいと考えています。 また、当社では若いうちから色々な事に挑戦させる風土があります。自分がやりたいと思ったことはどんどん発信し、上司と相談しながら取り組んでいける環境があります。 職場は話がしやすく、困ったことがあれば気軽に相談できます。話しやすい雰囲気は、仕事を進めていくうえで不可欠なものであり、当社の強みの一つです。
機電系学生向けにメッセージをどうぞ!
当社は、一般的によく知られた企業ではありませんが、事業内容は『容器』という生活に不可欠で、身近なものを製造販売している企業です。当社の存在は電気ガス水道といったインフラと同じように無くてはならないものです。
また容器を通じて食品や飲料、日用品などを安心安全にお届けする社会貢献性の高い企業です。 機電系の皆さんには、数々の世界初の製品を生み出した当社の高い技術力を駆使して、新たな世界初の製品を生み出していただきたいと思います。皆さんのエンジニアとしての熱い気持ちが、当社をより成長させてくれると信じています。
新しいことにどんどん挑戦し、会社とともに成長していきましょう。
機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい
いま当たり前にある缶コーヒーや、ペットボトルのように栓ができる「ボトル缶」を世界で初めて作ったのは、
実は当社なのです。製品はもちろん、製造する機械設備も世界初のものとなる中で、当社のエンジニアが創業の精神である『不可能を可能にする』という熱い思いをもって成し遂げた成果になります。
機電系出身先輩社員インタビュー①
- 氏 名 : Y.K
- 所 属 部 署 : 生産技術課
- 入社年度(西暦) : 2019年
- 出身 学部 学科 : 理工学部 機械工学科
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
私が所属している生産技術課では、機械・電気・FA(通信関係)・材料と4グループに分かれており、私は機械グループに所属しています。日々、生産設備の改善・改良部品の設計を行っていますが、その際には大学時代で学ぶ「四力学」を活用しています。例えば、材料力学による応力計算を怠ると、安全性の低い部品や、反対に部品がオーバースペックになり、値段が高くなってしまう事が考えられます。 機械の改造を行う際には、機械を操作するオペレーターやメカニックの要求を満たしながら、安全性を考慮しつつ、値段を安く抑える必要がありますので、その塩梅を設計者が設定しなければなりません。勉強してきた事を活かすのと活かさないのとでは、設計や部品の質に差が出てきてしまいますので、設計者次第であり、やりがいのある仕事だと思います。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
きっかけは大学主催の会社説明会で説明を聞いた事でした。聞く以前は、飲料メーカーが缶も製造していると考えていたので、衝撃を受けたのを覚えています。周知されている物に携わりたい、と考えていた私には興味を惹かれる業界でした。採用者は化学専攻者ばかりかと思っていましたが、説明会を通して、機械系も活躍出来る場がある事を知り入社を決めました。
機電系出身先輩社員インタビュー②
- 氏 名 : Y.H
- 所 属 部 署 : 機械開発部 機械設計室
- 入社年度(西暦) : 2013年
- 出身 学部 学科 : 理工学部・電子機械工学系
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
設計業務を行う際は、大学時代に学んだ四力学(材料力学・機械力学・流体力学・熱力学)がベースになっています。主要部品に対しては、材料力学で学んだ応力や変形の計算をして部品の形状を決定しています。
また、エアー機器を使用する際は流体力学で学んだ流量の計算などを行っています。 当社の設計者は他社と異なり、
コア設計からライン据付後の安定稼働までのフォローを担当しています。その為、大学で学んだことより多くの知識が必要になります。分からない時は、先輩にアドバイスをもらったり、セミナーに参加して勉強しています。
学ばなければならない事が多く、大変さを感じることも多々ありますが、自身が設計した機械で生産した商品がコンビニやスーパーに陳列されているのを見ると、とても嬉しくなりますし、やりがいを感じます。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
私は、身の回りにある商品に携われる仕事をキーワードに企業を探していました。その中で、容器業界を知り大和製罐を知りました。生活必需品である飲料缶の製造や新分野に果敢に挑戦している所に魅力を感じ、志望しました。
最終的な決め手は、働く環境です。若手の先輩社員から早い段階から活躍できる環境があると聞き、私もここで頑張りたいと思い入社を決めました。
<後輩へ一言>
新型コロナウイルスの影響で、就職活動も私が経験したものとは大きく異なる形になっていると思います。
戸惑いや不安は多々あると思いますが、ぜひ興味のある事や譲れないポイントを軸に就職活動を行ってください。
入社後は、それらが働く活力に直結してきます。皆様の健康と明るい未来をお祈りしています。
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