機電系の技術力が漢方薬の生産設備を支えています

企業インタビュー 株式会社ツムラ

 

当社は医療用漢方製剤のリーディングカンパニーとして医療や患者さんの健康に貢献しています

 

企業インタビュー目次
1.株式会社ツムラはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社ツムラはこんな会社!

事業内容説明写真 株式会社ツムラ

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

当社は経営理念「自然と健康を科学する」、企業使命「漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医療提供に貢献します」を基本的な理念とする、理念に基づく経営を実践しています。
漢方の価値をさらに高める活動(科学的根拠の確立など)を国内外で推進し、漢方製剤の安定供給を通じて人々の健康・医療に貢献できるよう努めています。また、漢方製剤の需要増加に対応するための設備の増強・導入にも力を入れています。

貴社の特徴を教えて下さい

当社は医療用漢方製剤の製造・販売を中心とした製薬企業です。
漢方製剤の製造過程は、多種多様の設備を使用するため、工学的な知識を要する「生産技術職」があります。また、製造原価低減と製品品質の安定化のため、新製造技術開発も行っています。
当社の事業は、世界に手本がないため、自分のアイデアで“世界のオンリーワン”を形にできる仕事です。

貴社の中期経営目標を教えて下さい

中期経営計画の戦略課題「漢方市場の拡大」では、2014年度の重点施策として、大学医学部・医科大学における漢方医学教育支援、臨床研究指定病院への漢方勉強会、医師への漢方セミナーやプロモーション活動を強化しました。
また、「収益力の強化」では、自社管理圃場拡大による原料生薬の品質・量・価格のコントロールと、新生産技術の導入による労働生産性の向上により、コスト構造改革の実現を目指しています。

貴社の誇る技術を教えて下さい

漢方薬の製造工程における、搬送設備や原料の投入設備、箱詰設備などに、さまざまな分野の技術を取り込みながらロボットを自社開発し導入しています。
これにより、これまで人が行っていた製造作業が製造監視に変わり、連続24時間生産が実現し、生産性の向上が図られています。

貴社だからこそある仕組みを教えて下さい

当社の漢方製剤はエキス顆粒です。顆粒に至るまでには、当社独自の装置によって漢方の伝統的方法と同様な方法で生薬から成分を抽出させ、4階建ての建物ほどの大型の乾燥用スプレードライヤー装置により、瞬時に乾燥と冷却を行い、顆粒の素となるエキス粉末にしています。

貴社の代表的なサービス・製品を教えて下さい

当社は、医療用漢方製剤の製造・販売を中心とした製薬企業です。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  • 所 属 部 署  : 生産本部 生産技術開発センター
  • 入社年度(西暦) : 2011年4月
  • 出身 学部 学科 : 工学研究科

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

学生時代では、湿度センサの材料開発や燃料電池の高効率化の研究を行ってきました。その中で、電気図面の見方やプログラミングなどの基礎が開発の仕事において役に立っています。また、専門知識はもとより科学的な物の考え方や論理的な突き詰め方などが今の仕事に役だっていると感じます。
製薬会社だから機械・電気系がどのように関わるのか、想像がつきにくいですが、当社の工場の生産ラインはオートメーション化が進み、機械・電気系が活躍できる場がたくさんあります。
もちろん部署にはいろいろな学部の先輩社員がいます。一人では解決できないこともお互いに助け合いながら仕事を進めていくための人と環境が整っているので安心してください。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

学生時代にボランティアサークルを立ち上げたのがきっかけで、人のために役立つ仕事がしたくて、直接人に携わる医療・医薬業界の仕事を選びました。
その中で、“漢方医学と西洋医学の融合により世界で類のない最高の医薬提供に貢献します”という企業使命と採用面接で感じた人への優しさに心惹かれ株式会社ツムラを選びました。

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