企業インタビュー
100年後の未来もきっと、人は計測と制御とともに生きている
そのそばには、アズビルがいます
「計測」と「制御」技術をもとに世の中のあらゆる部分を最適に稼働させるオートーションを展開し、ビルや工場、生活の場における皆さんの「当たり前」を支えています。
アズビル株式会社はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
計測と制御、オートメーションによって実現できること。
人がいることを前提としたモノづくり現場の監視体制を遠隔で行えるようにすること。
センサが混雑状況を可視化して密を防ぎ、換気と連動して常に新鮮な空気がオフィスに流れること。
家で仕事をする人が効率よく、快適に作業ができるために室内環境の質を上げること。
withコロナ時代における、私たちの取組みの一例です。
創業時から人と機械の共生に着目し、人々を安全に、快適に、豊かにするために技術を高めてきた私だからこそ、
どんな時代になっても歩み続けることができます。
貴社で活かせる知識やスキルがあれば教えて下さい
電機機器メーカーとしてさまざまな「計測機器」・「制御機器」・「制御システム」の開発・製造を行っており、
機械・電気・情報分野とは高い親和性があります。また、近年では製品の高付加価値化が求められており、
AI・クラウドなどの技術を活用した製品群が誕生しています。
自分がこれまで培ってきた経験やスキルはどんな風に役立つの?
どんな活躍ができるの?というのは気になりますよね。例えば、アズビルではこんな領域で活かせます!
・機構/筐体/構造設計などCADを使用した設計経験や機械加工経験は・・・ハードウェア開発(機械)などで活かせます
・アナログ/デジタル回路設計の研究経験は・・・ハードウェア開発(電気) などで活かせます
・プラグラム経験(C++,JAVA,Python,R等)は・・・組込ソフトウェアや制御ソフトウェア開発などで活かせます
・MEMSなどの集積回路や半導体関連の研究経験、クリーンルームでの作業経験は・・・センサデバイス開発などで活かせます
・流体力学、電熱工学などの研究経験は・・・バルブ開発などで活かせます
・AI(機械学習・データサイエンス)の研究経験は・・・ビルや工場のスマート化に関する開発で活かせます
上記のほかにも、ロボット開発やVPP(バーチャルパワープラント)を含むエネルギーマネジメント支援などにも、
これまでの学びを活かせる領域が広がっています。
さらに技術を追求していきたい、最先端の開発に携わっていきたいという想いを実現してください!
貴社ならではの制度や取り組みがあれば教えて下さい
長く働き続けるうえでは気になる残業時間や有休取得についてです。
月平均残業時間は18.8時間、平均有給休暇取得日数は15.8日(ともに2019年度数値)と、
働くときはしっかりと働いて、休むときはしっかりと休むなど、ワークライフバランスを図りながら活き活きとした
毎日が送れることをアズビルでは大切に考えています。また、女性の平均勤続年数は19.8年、女性の既婚率は56.6%と、女性が結婚した後も長く働き続けられるような環境が整っています。
実際に出産後はほぼ100%の社員が産休・育休を取得して復職をしています。女性活躍推進の指標である
「くるみん」・「えるぼし」も取得しています。 ほかにも、新入社員から好評を得ている寮の制度があります。
アズビルでは通勤に2時間以上かかる場合かつ29歳3月までの条件が合えば、入寮が可能です。
家賃はなんと7,500円前後(光熱費別)!非常に安価で暮らすことができます。
貴社の製品やサービスを教えてください
アズビルの企業理念「人を中心としたオートメーション」には私たちの創業者である山口武彦という人物の想いが深く関わっています。山口武彦は1906年に、海外の優れた工作機械を日本に展開する山武商会という企業を創業しました。
1906年という当時は工作機械が普及していなかったため、時に危険な作業も人が自分で行っているような時代でした。「機械の力でそんな世の中を変えたい」「人が安心して作業ができるように、より創造性の高い仕事に取り組めるようにしたい」という想いを強く抱きました。
このときから、私たちアズビルはオートメーションで世の中を豊かにしていくという使命を担っています。
皆さんに身近なところでは、夏の暑い日に商業施設に入ったときに、どこにおいても涼しく快適な空間が
保たれていたり、コンビニでお茶を手に取ると、どのお茶を選んでも味・量は全く同じになっているなど。
気に留めなることもないほどの「当たり前」ですが、その当たり前を「計測」と「制御」の技術で
実現しているのが私たちアズビルです。
貴社の社風を教えて下さい
「人」に対して誠実に接することを大切にしている社員が多くいます。そのため、入社後に分からないことがあっても、トレーナー制度で先輩が相談に乗ったり、各種トレーニングなど手厚い環境が整っています。
また、アズビルはこんな方におススメしています!
1. 技術を追求して常に成長したい人
約5,000名の社員のうち、理系出身者が約9割となっています。計測と制御について社内外の複数の講座を通じて
理解を深めたり、資格取得を奨励する制度も充実しています。入社後も技術を学び続け、
プロフェッショナルになりたい!という意欲をお持ちの方はぴったりです。
2. 仕事と生活の調和を図って働きたい人
平均有休取得日数が多いことに加え、夏期・年末年始・GWは7~10連休、水・金曜日はゆとり創造の日(定時退勤
日)として定時退社を推奨しています。
3. SDGs・地球環境への貢献に興味がある人
事業そのものを通じてお客さまのビル・工場でのCO2削減や省エネを実現できます。地球全体の排出量のうち、
約1/400の削減に貢献をしています。また、持続可能な社会への実現に向けて会社全体で取り組んでいます。
自分自身の仕事を通じて地球環境への貢献をしたいという想いを実現できます。
機電系学生に親近感を持ってもらえるようなトピックがあれば教えて下さい
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、病院では空気感染対策が求められており、
アズビルでは風量・室圧制御システムを提供しています。こちらのシステムを導入することによって、
通常時は一般病室と試用されている部屋をスイッチ一つで「陰圧」かつ「換気量を増加」させることによって
感染症病室として利用することができます。
機電系出身先輩社員インタビュー
- 氏 名 : K.Y
- 所 属 部 署 : アドバンスオートメーション 製品開発
- 入社年度(西暦) : 2019年
- 出身 学部 学科 : 工学研究科 ロボティクス専攻
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
学生時代はロボットアームの研究を通じて、制御手法のプログラミングやセンサに関わりました。
現在は石油・化学プラントで使用するセンサを開発する部署に所属しています。その中でも配管の圧力や流量といったデータをプラントの中央監視室に送る発信器の製品開発を行っており、主にソフトウェアを担当しています。
今後は、どの電気部品とソフトウェアを組み合わせたら機能が実現できるのかを理解するために、ハードウェアについても詳しくならないといけないと感じています。また、最近の製品開発では、IoTやDXといった先進分野を扱います。
データの活用を通じてシステムや製品に、その機器自体が判断するような仕組みを取り付けるなど、今までにない付加価値を与えることが必要です。こうした分野にも挑戦していきたいと思っています。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
ロボットアームもシステムの1つと言えるので、大きな目で見た時にシステムに関わるという面白さがありました。
また、特定の製品に関して設計・仕様の検討から開発まで幅広く携わることができるアズビルの開発職の特徴を魅力に感じ、入社を決めました。将来的には新製品の開発において、こういう製品を作るという仕様を決める立場になりたいと思っています。
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