タッチパネルや無線通信ネットワークで世界展開

企業インタビュー 日本写真印刷株式会社

 

主に4つの事業「産業資材」「ディバイス」「ライフイノベーション」「情報コミュニケーション」を展開。既存の事業領域だけにとらわれず、新たな事業の創出に向けた研究開発も推進。

 

企業インタビュー目次
1.日本写真印刷株式会社はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

日本写真印刷株式会社はこんな会社!

事業内容説明写真

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

NISSHAは印刷技術を応用し、スマートフォン・タブレット端末・ゲーム機器などに搭載されるタッチパネルを生産し、コミュニケーション、ビジネス、エンターテインメントの可能性を大きく広げてきました。圧力を検知するフォースセンサーなどの新製品開発にも取り組み、入出力センシングディバイスを利用するお客さますべてに最適なソリューションを提供しています。
また、次世代のIoT市場の拡大を見据えて、無線センサーネットワーク関連製品の開発にも注力しています。

事業内容説明 日本写真印刷株式会社

 

貴社の特徴を教えて下さい

スマートフォンやタブレット端末に使用されているタッチパネル。ここにはNISSHAが誇る超細密印刷技術が応用されており、軽さと薄さ、高い視認性を実現しています。また、センサー単体だけでなくカバーパーツと貼りあわせたタッチパネルを作りだすことで、自由なデザインを実現、製品の薄型化にも貢献しています。

貴社のお客様を教えて下さい

IT機器(スマートフォン、タブレット、パソコン)、ゲーム、電子書籍・教育機器、デジタルカメラ・ビデオカメラ・ポータブルオーディオプレーヤー、自動車、メディカル機器・産業用機器など幅広い領域のお客さまのパートナーとして製品開発のご要望にお応えし、課題の解決を図っています。

貴社の誇る技術を教えて下さい

タッチパネル額縁部にある電子回路をフォトリソグラフィで形成することで線幅および線間を細くし、タッチパネルの額縁部を狭くすることを実現しました。
最近では、タッチセンサーに続く新たなセンシング技術として、ガスや呼気などの気体の検知に着目しており、ガスセンサー分野の研究・開発にも取り組んでいます。また、無線センサーネットワーク関連製品に関しては、人感、振動などの各種センサー、エナジーハーベスト技術、ワイヤレス技術を統合し、総合的なシステムを構築、提供していきます。

貴社で活きる研究分野があれば教えて下さい

半導体工学(フォトリソグラフィやエッチング等)、材料工学、ソフトウェア工学(制御系)、機械工学などの技術を応用し最先端のタッチパネルを開発しています。

貴社だからこそある仕組があれば教えて下さい

開発機能を京都本社へ集約しつつ、グローバルにビジネスを展開。
海外売上高は75%!海外のお客さまとの仕事を通して多くの経験を積むことができます。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  • 所 属 部 署  : ディバイス事業部 新製品開発部 新製品開発グループ
  • 入社年度(西暦) : 2010年4月
  • 出身 学部 学科 : 理工学研究科 情報理工学専攻

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

学生時代は情報系の研究室で近未来のユーザインタフェースの研究をしていましたが、研究内容が仕事に直結することはほとんどありません。仕事は、プログラミングなど情報系の分野の内容だけでなく、電気的な仕様の検討・評価など多岐にわたります。
自身の専門分野の内容であっても、高いレベルが求められるため、日々勉強です。しかし、学生時代に研究を通して培った「物事を論理的に考える力」や、計画を立て、実験を繰り返し、論文を書き上げた「計画性」「粘り強さ」などは、どんな仕事をする上でも役に立っています。教授や先輩、研究室の仲間と議論しながら、研究をやり遂げた経験が、今の私の財産になっていることは言うまでもありません。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

学生時代の研究の影響で、身近で直感的な電子機器関連の開発に携わりたいという思いがあり、当社がその代表格であるタッチパネルでグローバルに活躍している企業だということを知ったことが選んだ理由です。
また、国際学会でお会いした社員の方の雰囲気が良かったことも決め手となりました。

ユニバ運営事務局

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