平成28年5月に一般社団法人日本経営協会が調査を行い、若手社会人の就職や仕事に対する意識、社会人になって感じたギャップ、キャリアデザイン、ワークライフバランス等の終了や人生設計にあたって若手社員がどのように感じ、考えたのかについて明らかにしました。(若手社会人就労意識ギャップ調査報告書2016より)

この報告から以下のことを踏まえて企業研究をしてみてはいかがでしょうか。

調査ではキャリアデザインを持って就職活動する人は就職後に悪い方向のギャップが生まれにくい結果が得られ、キャリアデザインを意識して就職活動をすることは、入社してからの意識や意欲が高く充実した生活をしていることが分かりました。
入社しても定期的な意識や志向の確認をしてくれる会社は自身の成長も見込めるのではないでしょうか。

入社前のイメージと実際の職場においてギャップが生じるのは学生の情報収集・研究不足だけではなく企業側の情報提供方法の質にあるという結果がでました。このことから、リクルーターやセミナーへの参加で直接社員にその企業の疑問点を聞く姿勢がとても大切だということがわかります。
入社後、過信や自信不足、不安に陥らないように、組織として新入社員をどのようにバックアップし育成してくれるのか?客観的な能力診断の機会を与えてくれるかなどの人材育成の制度についての確認をしておくのもよいでしょう。

また、機電系女子の場合は女性の活躍推進にむけての体制について、人事・人材育成制度や職場風土の醸成など、組織として女性の活躍を全面的にバックアップしているのかどうかは女性としては調べておきたいものです。

 

◇若手社会人就労意識ギャップ調査報告書2016◇の詳細はこちら

一般財団法人日本経営協会 / 2016年7月25発表・同社プレスリリース参照)