コラム：自分にとっての優良企業を探す

それぞれ価値観が違うので、どのサイトを見ても納得する答えがありません。自分が納得するまで企業について調べて優良企業を判断するのはいかがでしょうか。
最初のうちはホームページや企業紹介などきれいに飾られている記事はすべて優良企業に思えてしまうのが実情です。

企業の取引から考えてみるとBtoCの企業は誰もが知っている企業が多くあります。それは、一般消費者の私たちが身近に感じる商品やサービスがあるからです。では、BtoBの企業はどうでしょうか？
知らない会社が多いと感じると思います。知名度があるとついつい優良企業と考えてしまいます。では、自分の優良企業はどのように考えてみればよいのでしょうか。

モノづくりを考えてみます。
自分が手に取る商品、サービスがどのような経路でここまで届いているのかを考えてみたことはありますか？
まず、そのものがどの経路があるのかを調べてみます。さまざまな工程を経て自分の手元にたどり着いたことを調べることができます。その際、どの過程に一番興味を持ちましたか？その興味を持った工程をする企業をさらに深堀していきます。すると、取引先などもどんどん見えてくると思います。その関係を調べていくうちに、自分が決めることができる「優良企業」がいくつか見えてくると思います。

その優良企業を一つひとつ調べていきます。まずは、会社の規模、事業内容、資本金、売上高という外部へ発信されている情報、それから、企業理念や経営理念といった会社を作るための情報とさらに、製品、技術力、社員教育、社風、職場環境、先輩社員の考え方、女性にとっての働きやすさ、福利厚生などの会社をつくっている要素を総合的に見ていくことで企業研究がすすみ、自分が働くイメージができるようになります。そこまでたどり着いて初めて自分にとっての優良企業が見えてくると思います。