半導体開発の要「電子ビームマスク描画装置」世界一

企業インタビュー 株式会社ニューフレアテクノロジー

電子ビームマスク描画装置(EBM)、マスク検査装置、エピタキシャル検査装置の研究開発・製造・販売・保守

 

企業インタビュー目次
1.株式会社ニューフレアテクノロジーはこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

株式会社ニューフレアテクノロジーはこんな会社!

事業内容説明写真 株式会社ニューフレアテクノロジー

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

ニューフレアテクノロジーは、電子ビームマスク描画装置(EBM)、マスク検査装置、エピタキシャル検査装置の3製品を中心とした「半導体製造装置」の研究開発から製造、販売、保守まで手掛ける設立13年目を迎えたJASDAQ上場の新進メーカーです。
世界のグローバル最大手企業を顧客に事業展開を図っており、世界トップクラスの技術開発とモノづくりで、日経のNEXT50ランキングに選ばれるなど、成長性や競争力に富む会社として市場から注目を受けている会社です。

貴社の特徴を教えて下さい

ニューフレアテクノロジーは、30兆円を超す半導体市場の内、1%にあたる先端フォトマスク描画装置市場を独占しています。
開発難易度が高く他社の参入が困難なニッチな市場で、日々進化を続けています。

貴社の誇る技術を教えて下さい

スマホやタブレットPC、インテリジェンス化が進む自動車や液晶テレビ。日常生活でもビジネスにおいても、私たちの身の回りの製品に半導体は不可欠となっています。また、半導体デバイスの先端市場においては更なる微細化・高機能化が求められています。そのようなニーズを実現するには私たちニューフレアテクノロジーの技術が不可欠です。
当社主力商品の電子ビームマスク描画装置(EBM)は、半導体デバイスの生産工程において、コンピュータ上で設計された半導体素子回路をシリコンウエハ上へ転写する際の原版となる「フォトマスク」を描画する装置です。電子ビームによる描画をナノメーター単位で制御しており、最先端の半導体の製造に不可欠な装置です。

貴社で活きる研究分野があれば教えて下さい

当社には、制御ソフト開発、超精密XYステージ開発、装置ロボット開発、電子ビーム鏡筒開発、アナログ回路設計、デジタル回路設計、大容量のデータ処理、通信制御、プロセス開発、レーザー制御技術など多様な技術・開発のフィールドがあります。
機械設計・制御、電気、電子、ソフトウェア、材料力学、物理、化学、情報処理等、様々なカテゴリーの研究を当社で活かす事が出来ます。

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

  • 所 属 部 署  : 描画装置技術部 機械システム技術グループ
  • 入社年度(西暦) : 2013年4月
  • 出身 学部 学科 : システム統合工学専攻 機械システム工学コース

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私は現在、主力製品である電子ビームマスク描画装置のメカ部分に使用する機械要素の評価試験や、試験に必要となる実験装置の設計、製作を行っています。
学生時代は切削加工プロセス関係の研究室に所属し、実験装置の設計、組立やそれを用いた評価試験等を行いました。これらの経験、知識が、現在の業務に役立っています。
業務で本格的に実験装置を設計するにあたり、学生時代の研究テーマであった機械加工の知識が不可欠であると感じました。材料力学や工業力学等の知識は勿論必要ですが、工作機械の刃物が入るか、加工精度を出すために必要な加工方法を適用できる形状になっているか等、「作ることができる形状」を判断するのに加工の知識は非常に役立っています。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

実は就職活動を始めてしばらくはニューフレアテクノロジーを知りませんでした。合同説明会で耳にした「世界シェアNo.1を実現する技術」とはどんなものか?興味を持った事です。
また、少数精鋭のメンバーと共に自らの技術・能力を高めていける職場環境や会社風土に非常に魅力を感じた事も、この会社を選んだ大きな理由です。おかげさまで今は技術者としてやりがいのある充実した日々を送ってます。

ユニバ運営事務局

TEL:03-6222-7283 (平日10:00~18:00)
メールによるお問合せ:info@univa-y.jp