【優良企業ピックアップ】日本の成長を支えた業界のフロントランナー『日本ゼオン株式会社』
日本が誇る化学メーカーである日本ゼオン。「ゼオン(ZEON)」という社名は、ギリシア語の「大地(ゼオ:geo)」と「永遠(エオン:eon)」を組み合わせた造語です。その名前の通り、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」を企業理念に掲げ、独創的な技術・製品・サービスの提供を通じ、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献しています。日本では優れた技術を持つ化学メーカーは多くありますが、その中でも日本ゼオンは圧倒的な独自性があります。化学業界を見ている方に是非見てほしい日本ゼオンの特徴を、4つのポイントから説明します。
#材料のパイオニア
#世界一だけではダメ。世界初・世界唯一を目指す。
#言いっ放し無しの改善を追求
#社会の期待に応えるのは当たり前。社員の意欲にも応える。
塩ビ樹脂(ポリ塩化ビニール樹脂)という化学材料があります。1952年に初めて工業化されましたが、柔らかくも硬くも扱うことができ、耐候性が優れ、なおかつ加工もしやすいなどの点で、「今までにない画期的なプラスチック製品」として注目を受けました。軟質素材としては日本に靴や時計、ハンドバックなどの消費財に活用されて、当時のトレンド素材となりました。今でもスーパーブランドのバッグや財布などに使われ続けています。そして、硬質素材としては、看板やダクトのような工業用利用がされ、特に水道管などのパイプとしては未だにこれ以上ない素材として使われています。戦後のインフラ発展を支えた素材であると言えます。こんな社会貢献性の高い製品を工業化させた日本初のメーカーが、「日本ゼオン」です。それ以外にも日本で初めて合成ゴムを製造するなど、今では当たり前の素材を世の中に供給してくれた、日本の成長を強く支えた化学メーカーであると言えます。
日本ゼオンのモノづくりに対するマインドは、"探求”の一語に集約されます。日本ゼオンの仕事は、お客様から「こんな製品を作りたい」というニーズに基づき、どんな材料が適しているか、どの材料なら効率よく製品化することが出来るのかといった、“ソリューション”を模索することにあります。この探求心は「他社の追随を許さない」という、日本ゼオンのプライドが含まれるポイントでもあります。
それはカッコいいことを言っているだけではなく、実は社長自らが誰よりも実践しています。代表取締役社長の田中氏は、毎月欠かさず技術研究発表会に参加し、新しい抽出方法や見たことのない素材に触れ、自社で応用できないかと試行錯誤を繰り返しています。文系社長が技術を理解せず現場の意欲を阻害する意思決定がされてしまうケースはよくありますが、日本ゼオンの場合は社長が誰よりも技術理解に貪欲だからこそ、その姿勢が会社に根付き、技術者も“こだわること”が正義になる、そんな技術者にとって恵まれた環境があります。
日本ゼオンは経営コンサルから注目されている会社です。何がすごいかと言うと、地道な業務改善活動で収益力を高める経営です。社員の探求心が高い環境だからこそ、一人一人が能動的に仕事へ向き合っています。そうした姿勢があれば、今をより良くするための改善点に気づくこととなり、上司から言われて改善する縛られた環境ではなく、一人一人の社員が自発的に改善点を発信する環境が自然と形成されます。そんな日本ゼオンの優れた環境に対して注目されており、従業員として働く大きな魅力ポイントであると思います。
社員から上る改善テーマは年間数千件あり、ただ言いっ放しにするのではなく、「テーマ完了率」という独自の指標を用いて、しっかり改善するところまでをセットで評価しています。意欲に欠けた組織で働くのではなく、活気ある環境を望む方にとって、非常に魅力的な環境があります。
代表取締役社長の田中氏は、2030年ビジョンとして目指す姿を打ち出しています。
➀カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを実現する「ものづくり」への転換を推進する
②「既存事業の磨き上げ」と「新規事業の探索」によって社会課題解決に貢献する
③ここの強みを発揮できる「舞台」を全員で創る
この内①と②は「社会の期待に応える」ための戦略。そして③に「社員の意欲に応える」戦略も含まれています。多くの会社のビジョンは、社会貢献的内容のみが表現されているケースが多いです。社員に対する目線が含まれることこそ、日本ゼオンのこれまでの実績に対する納得感と、これからの期待に確信できる材料です。
最後に
今Univaが就活生に「日本ゼオンは何の会社か?」と聞かれたら、化学の会社とは答えません。日本ゼオンは、「圧倒的な探求心で世界唯一に挑む、化学業界のフロントランナー」です。そこにいる人たちは、こだわることを正義とされており、それを後押しされる環境があります。おそらく、「言われたことをやります」という受動的な方は合わないでしょう。自分からどんどん行動し、製品を・会社を・社会を、より良くしていくために頑張りたいと、意欲高く持つ方に合う会社だと思います。興味を持った方は、是非企業様のマイページに登録の上、繋がってみてください!
日本ゼオン採用ページ :https://www.zeon.co.jp/recruit/newgrd/index.html
日本ゼオン機電系の仕事ページ:https://www.zeon.co.jp/recruit/newgrd/works/electoric.html
日本ゼオンマイページ :https://job.axol.jp/jn/s/zeon_24/entry/agreement