帝人株式会社
企業インタビュー
日本初のレーヨンメーカーとしてのDNAで高機能繊維事業を展開
ケミカルカンパニー “テイジン”では【変化を糧に成長できる人財】を求めています!!
帝人株式会社は、高機能繊維・複合材料、電子材料・化成品、ヘルスケア、繊維製品・流通、IT等、幅広い事業をグローバルに展開するケミカルカンパニーです。
帝人株式会社はこんな会社!
貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?
テイジンは、1918年に日本初のレーヨンメーカーとして創業以来、チャレンジングなDNAを継承し、化学技術や最先端の研究開発を通じて、事業の拡大、新規分野への進出、グローバル化に挑戦してきました。
そして現在は、「モビリティ」「情報・エレクトロニクス」「ライフプロテクション」「環境・エネルギー」「ヘルスケア」をフィールドとし、それらの分野に向けて、高機能繊維・複合材料、電子材料・化成品、ヘルスケア、繊維製品・流通、ITなど多岐にわたる事業をグローバルに展開しています。
貴社の特徴を教えて下さい
テイジンでは、熱可塑性CFRPを使った強くて軽い未来のエコカーの開発を米ゼネラルモーターズ(GM)と共同で進めています。
従来の熱硬化性樹脂を用いたCFRPは成形に数分~数時間かかっていましたが、熱可塑性樹脂を用いたCFRPをプレス成形することで成形時間を大幅に短縮し、世界で初めてCFRPを1分以内で成形する量産技術を確立しました。
貴社の誇る技術を教えて下さい
テイジンは、高機能素材や医薬医療などの事業を創り出す基幹技術と、それを支える高分子化学やナノテクノロジー、合成技術などの基盤技術を保有しています。
これらの技術とモノ作りを担うエンジニアリング技術により、高機能繊維や樹脂、フィルム、医薬品、在宅医療機器といった製品を送り出し、社会と顧客のニーズに応えています。
今後、さらなる技術革新や技術融合によって、新たなソリューションを提供していきます。
貴社の代表的な製品・サービスを教えて下さい
テイジンの素材はさまざまなところで使われています。
航空機や自動車などに用いられる炭素繊維、防護衣料やタイヤ補強材などに用いられるアラミド繊維、ランドセルやスポーツ用品に用いられる人工皮革、液晶ディスプレイや太陽電池パネルなどに用いられるフィルムなどの素材のほか、医療用医薬品や在宅医療機器も扱っています。
意外に身近なところにテイジン製品があふれています。
貴社の代表的な製品・サービスを教えて下さい
テイジンは、「複合化」と「融合」による「ソリューション提供型企業」への進化を進めています。
テイジンが持つ、さまざまな素材を組み合わせること(複合化)により、これまで困難であった機能を実現し、新たな顧客価値を創造します。 また、素材、ヘルスケア、ITといった異なる事業間の強みを融合した新規ビジネスを創出します。
このように、ビジネスモデルを大きく転換させ、社会やお客様が求める価値を創造・提供していきます。
機電系出身先輩社員インタビュー(1)
- 所 属 部 署 : 技術本部エンジニアリング部門 技術開発部第一グループ
- 入社年度(西暦) : 2013年4月
- 出身 学部 学科 : 工学研究科 電気電子情報工学専攻
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
私は製造コスト低減などを目的として繊維製造プロセスの開発を行っています。
大学では光通信の研究室に所属し、高速長距離通信の実現を目標に信号再生器の研究をしていました。現在の仕事においては、専門知識が直接業務に繋がることは多くはありませんが、基礎的な電気電子工学などは、製造プロセスや開発設備の原理などを把握するのにも必要です。
また、大学で培った論理的に物事を考える力、人に伝える力についても、今の業務で大変役立っています。それらの力は、適切な検討ステップを踏むためにも、また、製造部門や社外メーカーの方々とのやり取りの中で円滑に業務を進めるためにも、これからも伸ばしたい力だと考えています。
どんな勉強でも考え方の基本を学生のうちに身に付けておくことは、会社に入ってからも大いに役立つと思います。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
炭素繊維などの先端技術を支える素材を広めることで、世の中のモノづくりに貢献できる素材メーカーのエンジニアとして働くことに興味を持っていました。
素材メーカーの中で帝人株式会社は、風通しの良さそうな環境だと感じたことが入社を決めた一番の理由です。実際に入社後も、若手の発言にも耳を傾けてもらえ、やりたいことをやらせてもらえる環境だと感じています。
機電系出身先輩社員インタビュー(2)
- 所 属 部 署 : 技術本部エンジニアリング部門 技術開発部CAEグループ
- 入社年度(西暦) : 2013年4月
- 出身 学部 学科 : 工学府 物質プロセス工学専攻
学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?
私は、大学時代には化学工学を専攻し、大学院では触媒反応に関する研究をしていました。
化学工学の中では特に熱工学や流体工学の知識が熱交換器や配管・装置の設計に携わる上で役に立っています。 プロセスの設計に化学工学の知識は不可欠であり、熱の伝わり方や流れについて調べるときに今でも学生時代の教科書を使用しています。大学院での触媒反応についての研究で得た知識を直接活かす機会はまだきていません。
しかし、研究に対するアプローチ方法・考え方などは業務を進める上で大切だと感じます。業務では明確な答えが存在する課題は少ないため試行錯誤しながら進めていますが、「自分で考え仮説を立てる⇒実験を行う⇒結果を分析し、考察する⇒新たな方針を立てる」という大学院時代に培った力が根本になっています。
この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?
学生時代に学んだ化学工学の知識を活かす職業に就きたいと思い、化学・素材メーカーのエンジニアを志望していました。
就職活動中はいろいろな会社の方のお話を伺う機会がありましたが、入社後に自分が働いているイメージが湧いたこと、お話しした社員の方々と一緒に働きたいと思ったことが決め手となり、帝人株式会社への入社を決めました。
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