『銅は文化なり』。 私たちは銅を中心とした非鉄金属製品の供給により、インフラから電子機器に至るまで、社会の豊かさを根底から支えています。

企業インタビュー JX金属株式会社

 

当社は非鉄金属の総合メーカーとして「資源開発」「金属製錬」「電材加工」
「環境リサイクル」の幅広い事業を展開し、それぞれで高い技術を有しています。

 

企業インタビュー目次
1.JX金属株式会社はこんな会社!
2.機電系出身先輩社員インタビュー

JX金属株式会社はこんな会社!

事業内容説明写真 JX金属株式会社

 

貴社の事業内容をお聞かせいただけますか?

上流事業では、南米・チリで「銅鉱山資源開発」を行い、銅資源の安定供給に貢献しています。中流事業では、
国内トップ・世界トップクラスの「銅製錬体制」を構築し、日本を含めたアジア地域への「銅」の安定供給を実現しています。 下流事業では、「最先端素材の供給」において世界トップシェアの製品群を有しており、電子機器やIoT社会・AI技術の進展を支えています。加えて、都市鉱山からの有価金属回収や産業廃棄物の無害化処理を行う「環境リサイクル」事業を行い、様々な分野に携われるチャンスがあります。

貴社の中長期経営目標を教えて下さい

銅を中心とするグローバルな資源・素材カンパニー」として、「技術立脚型事業群の育成」を掲げています。IoTの進展により大幅な需要増が見込まれている、中下流事業への戦略投資を推進することにより、電材加工分野を中心に新規事業の創出と安定的な収益確保を目指します。その一例として、コンデンサや半導体材料には欠かせないレアメタルである「タンタル/ニオブ」事業への参入も行いました。

貴社で活躍できる専攻系統を教えて下さい

プラントエンジニア職種を中心として、機械系・電気系出身が多く活躍しています。メーカーだからこそ、
企画~設計、装置立ち上げ、メンテナンス・改良に至るまで、一貫して業務に携わることができ、自身の専攻分野を
いかしながら、幅広い経験・スキルを養っていってください。

貴社の製品開発の歴史を教えて下さい

スマートフォンには20数点の「フレキシブルプリント基板」が必要ですが、その材料となる「圧延銅箔」は、
世界シェア80%を誇っています。折り畳み式携帯電話が登場した時代から「厳しい折り曲げ耐性、高い電気伝導性」を持つ材料として採用されていますが、携帯電話の進化とともにより優れた特性が求められ、当社の開発・製造・プラントエンジニアが一体となりそれらを実現しています。今や当たり前に目にするスマートフォンですが、素材の進化がなければ、現在のようにコンパクト、高機能なデバイスとして普及することはなかったかもしれません。

貴社の社風を教えて下さい

「少数精鋭」として、若手のうちから裁量を持って業務にチャレンジすることができます。一方、そのチャレンジを
支えるのは「何でも言い合える風通しの良い職場」と「充実した教育制度」です。

先輩社員

機電系出身先輩社員インタビュー

先輩社員

 

  •      氏   名   : Y.Y
  • 所 属 部 署  : 倉見工場 設備技術部 設備技術課 設備技術係
  • 入社年度(西暦) : 2013年度
  • 出身 学部 学科 : 理工学研究科 電気電子工学専攻

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っていますか?

私は計装電気担当として、入社後6年間は設備保全課にて設備のメンテナンス、弱点改良、予知保全業務を担当しました。業務全般で学生時代の機電系基礎知識が重要となります。また予知保全では故障予兆データの収集、解析が煩雑であり、研究室で学んだ、実験データに基づきロジカルに考える力が役立ちました。現在は、設備技術課で新規設備建設や大型更新案件を担当し、設備メーカーや製造部門と一体となり企画、設計、施工を一貫して管理しています。
大型案件を進める際は、綿密な計画に基づき皆と協調共同する必要があり、部活動で学んだチームワーク、コミュニケーションスキルが生きています。工場において、設備部門は生産の根幹を担います。自らの技術技量が生産に直結するため責任も感じますが、やり切ったときの達成感はひときわ大きいものです。

この会社を選んだ動機についてお聞かせいただけますか?

当社は、社会で広く使われている銅材料を柱に、非鉄金属の上流から下流工程までグローバルに事業を展開しております。幅広い分野で活躍できること、チャレンジを支援する留学制度等があること、そして工場見学で感じた人の魅力が決め手でした。 会社選びは一生ものです。是非、様々な企業の見学会に参加し、社員の生の声を聞きながら、
自分に合った企業を見定めてください。

ユニバ運営事務局

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